あなたの考えの9割は他人に届いていない!?|自分の考えが伝わらなくて悩んでいるあなたに

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心理カウンセラーの"しょうごろう"と申します!

 今日のブログは、"あなたの考えの9割は他人に届いていない!?|自分の考えが伝わらなくて悩んでいるあなたに。"と言うテーマで、なかなか自分の気持ちを相手に伝えることができないあなたに、人生の重荷を軽くする考え方を紹介していこうと思います。

「ちゃんと説明したのに相手が理解してくれない!」
「伝えたことに対して違う認識をされてしまう…。」
など自分の気持ちが上手く伝わらなかった経験をしたことがあるかと思います。

 僕はよく、「人の数だけ正義がある」という言葉を使いますが、人の数だけ正義があるというのは、"人の数だけ違う価値観が存在する"ということなのです。
 それぞれの価値観が認知や判断を作り行動するので、もちろん自分とは違う認識が生まれるのは特別なことではありません。
 「それは分かるけど、やっぱ伝わらないのは辛い!」
という方のために、今回は"他人に物事を伝える時の心構え"を紹介していきたいと思います。

それではいきましょう!



話の9割は相手に伝わらない

 自分の気持ちを他人に熱弁したとしても、実際のところあなたの気持ちの9割は伝わっていません。
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 人はそれぞれの生活環境で培ってきた価値観を基準に物事を判断するので、全く違う生活環境で培った価値観に100%認識を一致させることは難しいのです。
 例えば、残業をしたくないという価値観を持ったAさんとBさんが居るとしましょう。
Aさんは「家族との時間をしっかりとりたいから努力次第で時間内で仕事が終わるなら定時で上がりたい。しかし、努力で何とかならない仕事量であれば残業に協力する。」という残業への価値観を持っています。
そしてBさんは「残業して稼ぎたいけど、家庭の事情で今は残業できない。」という残業への価値観を持っています。
【できるだけ効率的に仕事を終わらせて残業を減らしたい価値観を持ったAさん】が【残業したいけど家庭の事情で残業ができないBさん】に対して「残業したくないんだよな〜」という言葉を発した場合、Bさんの中では「こいつはみんなが忙しくしているのに協力しようという気がないのか。」という認識の違いが生まれてしまう可能性がありますよね。
 同じ「残業しない」という思いがあっても、根本的な理由の中では全く逆行した理由が存在する場合があるのです。
 一見具体的な意見に見える「残業したくない」という言葉の裏側には、更に具体的な根本的理由が存在するので、その根本的な理由を汲み取ることができなければ、どうしても認識の違いが生まれてしまうことになります。

 自分なりに具体的に伝えていたとしても、違う価値観を持った相手にとっては別の角度からその意見を汲み取り解釈されてしまう場合もあるので、"人の数ほどそれぞれの解釈がある"ことを頭の片隅に入れておきましょう。


他人に物事を伝える時の心構え


①全てを伝えようと思わない
 相手に何かを伝えようとする時に、自分の気持ちを全て理解してもらいたいと思うのは誰しも同じです。
しかし、「理解して欲しい」という気持ちが強ければ強い程、相手に理解してもらえなかった時の悲しみは大きくなります。
 人は、感情が強くなれば強くなる程相手に対しての期待が強くなってしまいまい、どうしても理解してもらえなかった時「なんで理解してくれないの!?」という期待の気持ちが強くなってしまいます
 自分の考えを持ち意見することは仕事だけではなく、人間関係や家庭内でも大事なことだとは思いますが、あまり感情を入れすぎず、"伝わったらラッキー"だというくらいで心の余裕を持ちつつ発言するのが良いでしょう!

②原因は聞き手の理解力にある
 相手に何かを伝えた際、相手側がなかなか自分の意見を理解してもらえない時、相手側に理解力がないと他責思考になってしまうこともあるでしょう。
 それは、本当に相手側の理解力の問題でしょうか?
 確かに、知識の差で理解し難い内容も多々あるかもしれませんが、相手に自分の考えを理解してもらうには、前提に"誰でも分かるように伝える工夫"が必要です。
 人それぞれ知識には偏りがあります。
それを前提に、自分の考えをしっかり理解してもらいたいと思うのであれば、まずは自身が誰でも分かるように伝える工夫をする必要があるかと思います。
 聞き手の理解力を疑う前に、自分の伝達力を疑ってみましょう

③ユー(You)ではなく、"アイ(I)メッセージ"で伝える
 感情が高ぶってしまうと「〇〇だよね!」「〇〇でしょ!」のようにどうしても相手に押し付けがましい伝え方になってしまう事があります。
 しかし、その意見を受け取った側は、押し付けがましい発言に対してあまり良い印象を持つことはありません。
 その場合は、「私は〇〇だと思う。」「私は〇〇と感じた。」など"自分の意見は〇〇です"という私を主語にした伝え方に変えてみましょう。
 この伝え方を心理学の世界では"アイメッセージ"と言います。
アイメッセージについて詳しく知りたい方は、以前別の記事で詳しく解説しているので気になる方はそちらの記事をご覧ください。
 日頃の発言をユーメッセージからアイメッセージに意識して変えることにより、些細な反発を防ぐことができますので是非意識して使ってみてください。


まとめ


 人それぞれ育った環境が違い、見てきた事や学んだ事も違えば、必ず別の価値観が生まれることは必然です。
 そして、そのあなたの経験を元に構築された価値観の中で私たちは他人が話す事や日常で起こることを認知し判断しています。
 どうしても相手が話した事は全て相手の意見だと思ってしまいますが、その相手が話した事を認識し判断しているのは、あなた自身なのです。

 他人と関わっていけば、どうしてもそのようなトラブルは避けることはできないので、日頃から、"人それぞれ違う価値観を持っている"という事を意識して行動することが大切だと私は思います。
 極論、あなたがその事柄をポジティブに解釈してしまえば、ポジティブな現実を作り上げることができます。
 そのように考えることができれば、仮に相手に伝わらなかったとしても、楽観的に捉えることができ、日常生活から些細なモヤモヤが消えていくかと思いますので、是非今回の紹介した内容を取り入れてみてください!


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ではまた次のブログ記事でお会いしましょう!
読んでいただきありがとうございました!

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