こんにちは、夏休みに入ったので私のブログも本格スタートです♪
外は茹るような暑さが続いていますが、あなたの心はあったかくなれていますか?
それとも、自分を責めて、心が傷ついてすり減っていませんか?
部屋の隅で、泣いてしまう自分。
自分で自分を受け入れられなくて責めてしまう。
人から受け入れてもらえてないんじゃないかと思って怖い。
自分なんて価値がない、消えてしまいたい。
今日は、そんなふうに自分を受け入れられずに「こんな自分なんてダメだ…」となってしまう方へ向けて、その苦しみが和らぐ心理学の教えをご紹介します。
それは、アドラー心理学の「共同体感覚」というものです。
共同体感覚とは
「共同体感覚」とは簡単にいうと、「自分はここにいていいんだ、あの人のために自分の力を発揮して頑張ろう」と、思える感覚のことです。
この感覚がある時って、「自分はダメだ」ってなってないんですよね。
逆に言うと「自分なんて…」と思ってるうちは、「ここにいていいんだ」という共同体感覚は感じられないんです。
では、どうしたら共同体感覚を感じられるのか。
これは、複雑なお話なのでまずは、全体像から説明いたします。
共同体感覚は4つの概念に支えられて成り立っています。
1.自分のことが好き(自己受容)
2.自分には居場所がある(所属感)
3.自分以外の人を信頼して任せることができる(他者信頼)
4.人々の役に立とうとする(貢献)
この4つのうち1つでも欠けていたら、共同体感覚は感じられないんです。
と、言いながらもアドラー心理学の創始者のアルフレッドアドラーは、「共同体感覚は生まれつき備わった潜在的な可能性」と言っています。
つまり、「ここにいていいんだ」と思えないあなたも、共同体感覚は感じる力を持っていますし、感じたことがあるんです。
たとえば、綱渡をしている人を見てソワソワする時、あたかも自分が綱渡の上にいるような感覚になりますよね?
それが、共同体感覚です。
例えば、合唱祭で歌う時、みんなで一丸となって歌を作り上げるのですから、「ここにいていいんだ。みんなで力を合わせていい歌を歌おう」などと、思うことはありますよね。
クラスの合唱祭って、やる気がある人とない人で分かれるので分裂しちゃったりするんですけどね、吹奏楽部だった私はみんなで一つの曲を演奏するときなど、「みんなでいい演奏にしよう」と共同体感覚を感じていたのを思い出します。
想像できましたか?
それでは、あなたもこれを読んだら、この4つが感じられて、少しだけ心があたたかくなって自分を好きになれる方法をお伝えしますね♪
共同体感覚があるとどんなふうに楽になるのか
この共同体感覚があると、「ありのままの自分で、自分にできることを発揮して、できないことは人に任せて、みんなでいい仕事をしよう。幸せな家族の時間を持とう。穏やかなひとりの時間を過ごそう。」ということができるようになります。
冒頭に書いたような、以下の感情からすべて解放されて生きられるようになります。
部屋の隅で、泣いてしまう自分。
自分で自分を受け入れられなくて責めてしまう。
人から受け入れてもらえてないんじゃないかと思って怖い。
自分なんて価値がない、消えてしまいたい。
この気持ちを感じずに生きられるなんて、それだけでとっても幸せなことだと思いませんか?
ひとりの時間も楽しめて、人といる時間も楽しめる、常に穏やかな幸せと一緒にいられます。
共同体感覚を育む方法