社会を生きていく上で必要な「意志の鍛錬」

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コラム
物事に対して、
「こうすべきだ」「こうすべきでない」
と是非の基準をはっきり持っている者は、
すぐにでも常識的な判断を下すことができる。
でも、場合によっては、そう単純に割り切れないこともある。

例えば、だれが見ても正しい道理を押したてられて、
言葉巧みに誘導されると、
知らず知らずのうちに、
自分の日ごろの主義主張とは
正反対の方向に誘導され、
足を踏み入れられてしまうような羽目になる。

こんな場合は、
無意識のうちに自分の本心をなくされてしまうわけだが、
こんな状況に直面しても、
頭を冷静に保って
最後まで自分を見失わないようにすることが、
「意志の鍛錬」の重要な働きなのだ。

目の前の出来事に対して、
心の中で自問自答をし、
しっかりとした検討が加えられるのであれば、
自分の本心を思い出すことは簡単だろう。
その結果、正しいことを選び、
間違ったことから遠ざかることができる。
このようなやり方こそが、
「意志の鍛錬」ではないだろうか。

「意志の鍛錬」の目標は、
常識に照らし合わせつつ、
実践していくことになる。

こうして鍛練した心で、
物事に臨み、人に接するなら、
社会を生きていく上で、
過ちを犯すこともなくなるだろう。


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