「”正しいこと””道理””真実””正義”と思っていることが揺るがされ、覆されたら脅威に感じ、さらに強い確固とした絶対的なものを追い求めたくなる。
その発想を手放し、物事の捉え方に絶対的なものはなく、全て社会やそこに属する人々が構築しているのであり、全一の経験などない」
(ガーゲン1994)
「社会構成主義は、私たちが信頼して拠り所にしているものを否定されたような気にさせることがある。
何が現実なのか、何が安全なのか、それさえも分からなくなるが、しかし一方で客観性と選択の余地をもたらしてくれる。
性的役割・年齢・人種・学歴・宗教・経済に流れる考え方は、一部の人々の苦難だけでなく世界に不公正・対立・紛争などをもたらすことがあるが、社会構成主義の考え方により、それらから解放されることになる。」
(ガーゲン1994)
「私たちが身に付けている考え方を再検討する考え方を学ぶことは、今の時代を生き抜く最重要課題だ。」
(アンダーソン1990)