A(Activathing event or experience):出来事や経験
B(Belief system):その人の持つ信念
C(Consequence):感情や反応などが生じた、その結果
「C(人が落ち込んだりする)は、A(出来事や経験)によってもたらされるのではなく、B(その人の信念、考え方)によるものだ」
-エリスの記事より引用-
《代表的な認知のゆがみ》
①選択的抽出:文脈の中から一部分だけを抜き出し、状況全体の重要性を見失うこと
<EX.良い面と悪い面の両方の側面があるのに、悪い面だけを取り上げて考える>
②恣意的推論:証拠がない場合や、正反対の証拠があるにも関わらず、否定的・悲観的な結論を出してしまうこと
③過度の一般化:一部分だけを取り上げて、全ての事柄に当てはめること
<EX.一度の失敗で、自分は無能な人間だと思い込む>
④拡大解釈や過小評価:失敗などを拡大解釈したり、成功を過小評価すること
<EX.些細な失敗を取り返しのつかないことのように捉える>
⑤自己関連づけ:わずかな情報を自分に関連づけて考えること
<EX.目が合ったのに挨拶してくれなかったことを「私は嫌われている」と考える>
⑥分極化思考:白か黒か、良いか悪いか等、両極端に考えること。