「俺、就活やめるわぁ。」
そう親に宣言してから2年が経過した。ここに来るまで本当に長かった気がする。いや、もしかしたらそう感じるだけなのかも。大学を卒業して企業に勤めるという一般的なレールから脱線し、全てを自分で切り開いていくと決めた、2019年7月1日を忘れない。
社会に縛られるのではなく、
『個人で価値を生み出して自由に生きていくんや』
という新しい自分が誕生した瞬間だった。なんやかんやで今は文章を書いているけど、結局これが僕には合っているらしい。「ひたすら死ぬまで何かをやり続けろ!」と言われたら、おそらく文章を書き続けるだろう。
だが、この答えはかなりの遠回りをして得たもので、その道のりは決して楽ではなかったのをよく覚えている。
就活を辞めてすぐ、FXで食べていこうと思い勉強するも一瞬で挫折。ちょっと稼げたけど、ずっとこれをやり続けるのは無理やと感じたし、孤独感と虚無感が半端なかったから。
次に手を出したのはプログラミング。少しは続いたけど、没頭するまでには至らなかった。同じ書くということでも、「コード」と「文章」では天と地ほどの差がある。1文字でも間違えるとすぐにエラーが出て、画面が僕に現実を突きつけるのだ。死ぬまでこのエラーと二人三脚をしていくのは、この時点で無理だと悟ったわけ。
その後、親友と共にブログサイトを1から作るという活動もした。苦労しつつも何とかリリースまでこぎつけたが、問題はそこからやった。
「自分の書きたいことや表現したいことが書けない・・・」
Webサイトを上位表示させようと思ったら、Googleのルールに従い、形式に縛られた文章を書いていくことが求められる。さらに、需要のある記事を量産して、そこへ読者を集める必要が出てくるわけだ。
僕に書ける需要のありそうな記事と言えば、少し前に学習してたプログラミング関連の話だけ。
しぶしぶ記事を書いてはみるものの、やはり本心から書きたいことではないから、思うように手が進まない。かと言って今のように好きなことを書いたところで、永遠にWebサイトが上位表示されず、アクセスも集まらなかっただろう。僕だけなら好きに書いても良かったんやけど、親友と共同で運営していたから、勝手なことはできなかった。
色々な葛藤やもやもやを抱えながら、1ヶ月ほどWebサイト運営を続けていたけど、今後ずっとこんな感じでやっていけるイメージがなかったから、
「Webサイトの運営をやめて、自分1人でやっていきたい」
と、親友に告げたんよね。
そこから『好きなこと・興味のあること』を勉強し、それを文章に組み込んで自分の世界を構築する活動を始めた。1年ほど時間を費やし、ひたすら土台を磨き上げることに注力したわけ。
単なる情報をそのまま吐き出すのではなく、「思考力」や「アイディア力」という部分をひたすら強化し、今では多少他の人と被らないような文章が書けるようになったと思っている。そうしていつの間にか、僕の発信を楽しみにしてくれる人も出てきて、同じ属性の仲間もできた。
また、裏では仲の良いメンバーとコミュニティを運営したり、フォロワーと共にコンテンツを作ったりなど、充実度も日々加速している。
ある程度好きなことを勉強し、自分の価値を高めるという実感が掴めてきたから、このタイミングで1年間の軌跡をコンテンツ化していこうかなと。多くのものを取り入れ、同時に多くのものを捨ててきたから、その中でも特に、
「自分の価値を高めるのに必須だった」
と感じる要素をこのコンテンツに抜粋した。だから、これは僕にしか紡げないオリジナルのストーリー。
優れようとしても、すぐ上が現れ負けてしまう。でも、ユニークさを磨けば優劣はつかず、みんな独自の世界を作っていけるだろう。そのために勉強と行動を繰り返していく。このスタンスは変わらない。
単発的なノウハウに頼らなくても、しっかりと勉強して自分の価値を高めていけば、ユニークなコンテンツが作れることを、ここで証明する。「すぐに稼げる系」のものを求めている人は、このコンテンツを読まない方がいいと思う。その期待には添えないから。
ここに書かれているエッセンスを抜き取れば、実生活でも十分に応用可能なので、情報発信をしていない人が読んでも価値を受け取れるように設計した。物語などが好きな人も、1つの読み物として楽しめるはず。
本編へ入る前に、このコンテンツで学べることをざっくりと紹介。
・自分のやりたいことを見つける2つの重要な要素とは
実体験をもとに、自分を成功へと導いてくれる2つの「星」の重要性を説明。
・連動性とエレベーター理論を用いたGiveについて
界隈で言われている短絡的なGiveではなく、自分の価値を数百倍高められるGiveの方法とは? 今のステージよりも高次元へ行くために必須な立ち回りを伝授。
・違う世界線どうしの事象を自在に結びつけ、アイディアを無限に生み出す極意
無数にある世界線と日常世界を組み合わせることで、自分だけのコンテンツを作成できる秘密に迫る。
・既存のもの全てに価値を宿らせる秘技
既に成立しているものに価値を宿らせるには? それらを自分になりに再定義し、アウトプットの源泉にする方法を解説。
・既に成立しているものに価値を宿らせるには?
それらを自分になりに再定義し、アウトプットの源泉にする方法を解説。
・自分のレベルを数段階上げるコミュニティの全貌
単なる仲良しこよしの集まりではなく、どういった意図を持ってコミュニティを活用するのか。そしてあることを意識すれば、コミュニティは〇〇〇〇〇〇へと進化する。
・情報発信における重要な2つのモデルについて
2種類の情報発信スタイルを哲学の視点から紐解いていく。僕が実際に活用しているスタイルも合わせて解説。
・ジラ谷ワールド第2章の開始
今後僕がどういう方向性で進んでいくのか。未来の話を赤裸々に語る。