本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
今日のテーマは、
「物語」
です。
皆さんは物語、好きですか?
僕は大好きです。
映画、ドラマ、小説など。
私達の周りにはたくさんの物語があります。
幼い頃にはたくさんの本を読み、さまざまな物語を学んできました。
そして、大人になるとまた別の視点で物語を楽しむことができます。
今回は子どもの頃に見た物語を、大人の視点で見たらどうなるか。
物語の法則についてお伝えします。
「むかし、むかし。あるところにおじいさんとおばあさんがおったそうな」
昔話の代名詞とも言える出だしです。
有名なお話と言えば、桃太郎。
「おじいさんは山へ芝刈りに。おばあさんは川へ洗濯に行きました」
ここまではおじいさんとおばあさん、2人の日常を描いています。
そんな2人の前に、突然現れた大きな桃。
食べようとすると、中から男の子が生まれます。
男の子は大きく成長し、3匹の仲間と協力し、鬼退治をして世界を救う。
簡単に書くとこういう物語です。
では他の物語はどうか。
「うさぎとカメ」
うさぎとカメが競争するお話。
この物語の見どころは、足の遅いカメが、どうやってうさぎに勝つことができるのかになります。
そして、
「北風と太陽」
北風と太陽。どちらが先に旅人のコートを脱がせることができるのか。
どうやって、旅人の服を脱がせるのか。
これら物語にはみんな共通点があります。
皆さんは気付かれましたでしょうか。
それぞれの物語には必ずどうやって?
があるんです。
1.桃太郎は鬼を退治するためにどうやって戦ったか?
犬、猿、キジを仲間にして戦った。
どうやって仲間にしたのか。
おばあさんからもらったきび団子を使って。
2.足の遅いカメはどうやってうさぎに勝ったか?
昼寝をしているウサギの隙を狙った。
3.北風と太陽はどうやって旅人のコートを脱がせたのか。
北風は風を使って脱がそうとして、太陽は光を照らして旅人の服を脱がした。
皆さん、分かってきましたでしょうか。
この世に存在するほとんどの物語は、起こった問題をどうやって解決するかを描いています。
つまり、
物語が好きな人は無意識のうちに、問題解決に意識を向けていることになります。
問題を嫌がる私達が、問題解決をする物語を最も求めている。
これってすごい法則ですよね。
追伸
この法則を考えると、問題が起こった時は、チャンスだと考えることができるようになります。
問題が起こらなければドラマは生まれません。
自分に起こった問題を解決まで持っていくことができれば、
それは人に話せる物語、ドラマになるんです。
そして、ドラマチックな人生を送っている人は魅力的に見えます。
人は自分の物語で魅力的になることができるんですよね。