メンタル疾患の裏にあるもの

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コラム
メンタルの病気には必ずと言っていいほど、家庭環境と関係しています。

もちろん、家庭環境だけではなく、幼少期の体験だったり、

他の体験、自分の体質なども相互に作用しているのですが

今回は私の経験を踏まえて、このことをシェアしていきたいと思います。

過干渉な母親


私の場合は、母親(父親)といじめの体験でしたが
その1つは母親でした。

母親は過干渉で心配性で、いわゆる「毒親」でした。

何をするにも監視されていて
「ああしなさい、こうしなさい」といつも管理されていた気がします。

例えば、学校のテストが100点ならすばらしい、で80点ならまだまだね、と。
中学時代に成績が伸びないと、勝手に塾を変えられて
それで成績が伸びないと、何でもっと頑張らないの!!?
といつも圧力かけられて、ものすごくつらかった気がします。
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親から認められないと、顔色を窺うようになる

私は買ってきた服についても、何かその服微妙よねと、言われたりして否定さ
れたような気がして、憂鬱になったり、自己嫌悪になったことがありました。

なぜかというと、母親からの評価にいつもビクビクしていたからです。
その結果、「母親が気に入るような、母親に否定されない服」を、選ぶようになっていました。

服を買ってきたら、母親に服を見せて、「それいいね」と言われるとホッと安堵するのです。服を見せる時は、とても緊張しました。

そして、クローゼットにある服を一通り見て思ったことは
「これは母親の好みの服ばかりだ」と気づきました。
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条件付きの愛


自分は「ありのままの自分」として認められていなかったと思います。
・成績が素晴らしかったら、認める
・いい子だったら、認める
・反抗しなかったら、認める
つまり、「条件付き」で愛されていたのです。

受験のために勉強していた時も、自分は何のために勉強しているのか、わからなかった。完全に操り人形のようでした。

例えば、高校受験の3者面談でも、母親中心となっていました。
「先生、この子はどうですか?」と 「この子はこの高校に行けますか?」

自分はそうやって、母親の操り人形のまま、自分の意見を押し殺したままで過ごすのが普通になっていました。

母親に従うということは、自己防衛をするということ


こんな自分を責めてばかりいた時期もあったのですが、うつ病になってからカウンセリングを通じて、気づいたことは

子供のころの自分は
「自己防衛を必死にしようとしていた」 ということです。

母親などに管理され支配されていて、もし自分がそれに対して反抗することによって、自分の存在が危ぶまれるので、自分を守るために本当にしたい主張というものを言わないで、支配しようとする母親に従うことで自分の存在を守っていた」ということに気付きました。

そう考えると、その時の自分の気持ちを受け入れられるようになり、こころの中に溜まっていた気持ちを1つ解放できたような気持ちになった気がしました。
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