やる気は行動によって引出されるという論理とその反論

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「あぁ、やる気がない」って言い訳する人いるよね。やる気がないって悩むって、言い訳ばかりで個人的に嫌いだ。しかし、やる気がないと悩むことができる人間とは、いつもの自分と違う状態が納得できない。つまり、”やる気があることが基本の人間”だからこそ、”やる気がない”といつもと違う状態を言い訳しているわけで。きっとそういった人は、やる気があることで、仕事や勉強がうまくいくって思っていることが多く、何かしらをやり遂げたいという向上心を持っている人間である可能性が高い。それは分かる。が、やっぱり、個人的に、言い訳ばかりの人間は嫌いだ。

 ある人が「やる気は気持ち気持ちから出てくるのではなく、行動することにより、やる気が出てくる」という話をしていた。なるほど。面白い話だな。やる気がないからしない。というのはありえない。やる気どうこうではなく、つべこべいわずやんなさいよ。となるのも分かる。事実、最初はイヤイヤでも、やっているうちにどんどんやる気が上がって乗ってくる。ということは誰もがある。イヤだイヤだと、サザエさんを見ながら、次の日になる。月曜日。仕事はじめて、昼ごはんくらいになる頃には、「午後からの仕事はこのようにこなしていこう。」など、前向きになっていたり、水泳が嫌で通わせられていたわりには、泳いでいる途中になんか楽しくなってきて、水泳の帰りにはご機嫌。という思い出があると思う。
 ある子供が「やる気は気持ち気持ちから出てくるのではなく、行動することにより、やる気が出てくる」についての反論を示していた。「勉強はどうなるの?勉強をしていてもやる気が出ない場合、どうすればいいですか。」という反論である。これを聞いた時に、「私の意見に異議を立てるとは生意気な小僧め。」と汚い大人を演じつつ、演じているのか、本音なのかどっちなのかを考えながら話を続けていきます。
勉強という行動をしていてもやる気が出ない。ということに関して、確かにそういった経験がある。生意気でもなんでもなくて、彼の意見は認めざるを得ない。認めるどころか、この小僧の反論に対する反論ができない。となるので、”行動することによりやる気がでる”というそもそもの論理がくずれるのか。ということになる。が、くずれない。先に述べた体験を踏まえても、イヤイヤでもやっているうちにその気になってやる気になっている。それが往々にしてあるのだから。
 ”行動をすることからやる気になる”ことと、”行動するから必ずやる気になることはない”これを共存させる必要があるということ。

ここまでを整理して話すと、まず、やる気がない状態から始まります。からの、まぁやる。行動する。そうする。すると、あら、びっくり!いつの間にかやる気になってます。めでたしめでたし。もあれば、やる気のナイナイ星人がいました。とりあえずやってみました。やる気が上がりませんでした。チーン。

さて、やる気ナイナイ星人はどうすればいいか。私の意見としては、それでもやれ。となる。仕事とやる気と行動を地球人はくっつけたがるので、やはり、そこが問題なのでは。と考えている。以前記述したこともあるのだが、仕事において大事なことはお金を会社にいれること。簡単に話すと稼ぐこと。その稼ぐために必要なことを分割していって、あなたの仕事がある。業務をこなすだけでいい。ロボットになれということか?そう、ロボットになっていい。否定する方もいるが、現実、ロボットでいい仕事がロボットになっているわけで。そこでイヤだイヤだと駄々をこねられて通用するのは幼稚園まで。あと、星人だけです。
 話を戻すと、仕事は言われたことをやればいいだけで、やる気は必要ない。おまけで、やる気があることでいい仕事ができるというが、いい仕事をできるやつは、センスが必要で、やる気関係ない。センスがないことを悲観しなくていい。あなたはたまたま今の仕事にセンスを見出せないだけだから。
勉強においても、点数をあげることだけを考えて、そのための行動をとるだけでいい。やる気必要ない。点数を上げるために、理解をするか、暗記をするか。それだけ。仕事の時と同様に、やる気があれば勉強を効率的に行える。といった屁理屈をこねる子供もいる。効率的に必要なのは、集中力であり、やる気ではない。やる気が出る出ない出す出さないということを考えるのではなく、集中力が出るやり方を考えればいい。

ということで、ここまでをさらにもう一度整理すると
やる気ナイナイ星人がいました。とりあえずやってみました。やる気上がりませんでした。正確には昨日と今日はやる気が上がりませんでした。それでもきっちりと、やるべきことを行動していきましょう。きっと時間がいつも以上にかかってしまいますが大丈夫。いつも以上に時間をかけてやればよい。それが仕事であり、勉強。やるべきことをやる。何も問題ない。やる気ナイナイ星人ですが、本当は、「やる気が出ないと悩む星人」であると思います。やる気が出ない星人の資質(本来持った性格とか内面)は、やる気があるのが基本スペックなのだから、「あら?今日はどうしたんだろう?」となる。基本スペックが高いから、やる気がないことに対して嫌がる。基本スペックが低い人間はやる気がないのが当たり前で悩まないし。やる気が出ない星人の資質がそうなのだから、やる気を出したいと悩まなくても何も問題ない。ほっといても、元に戻るよ。というのは理屈で考えれば分かる。
 おまけで、1ヶ月とかやる気のない状態が続くようならば、お医者さんにみてもらう。
これを日常に落とし込むことで、必要以上に考えなくていいのでは。と思うのだが。

まとめると やる気と行動をくっつけるのはどうかと思う。

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