金を貰えばやる気上がるのではないか?

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フェルマーの最終定理をご存知だろうか。数学の超難しい定理がありました。それを最近証明に成功したよ。という定理の名前がフェルマーの最終定理。フェルマーは言いました。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」そう言ったそうな。うそつけ、本当は自分でも証明できてないだろ!と偉人にツッコミを入れたいのは私だけではなかろう。
 私が気に入っているのは、みんなでバトンをつないでがんばったよ。という話が好き。この命題の証明のためにバトンが繋がれたとさ。「俺、めっちゃ数学の天才です。なのに、フェルマーの定理むずすぎっす。ここまでわかったけど、俺、寿命になりました。続きを誰か頼みます。」時代が変わりまた天才が挑み、「無念でありますが、私ができることはここまで。次を頼みます。」と、天才たちがつないでいく。かっこいい。

突然ですが、二要因理論の命題を考えたい。
ハーズバーグによれば、人にやる気を出してもらうには、お金をあげたりするのではなく、仕事内容を褒めたりするといいそうだ。ほうほう、なるほど、キラキラなことをおっしゃる。
 私は、これを知ったときに「しゃらくさい。」と思いました。綺麗事と戦いたいのだろうと思う。

褒めてもらってやる気でるかね?と自問しました。リトル白石が、「やる気出る。」と答えました。あら以外。でるよね〜。うん、褒められるとやる気出る。
 「ちょっとまった!」おっと、ここで、反論だ!「毎日褒められたら、毎日やる気が出ますか?やる気は伸びていきますか?」
リトル白石言います。「毎日褒められてもやる気はでません。やる気も伸びませんが、代わりに、鼻は伸びていきます。」天狗になるということですね。

なぜ、褒めることが今重宝されているかわかりません!

上司ならわかるでしょう。部下を褒めたら部下は喜んだ。それだけだ!部下はやる気になってますか?なってない!そーだそーだ!
親ならわかるでしょう。勉強を褒めた。子供は喜んだ。それだけだ!3日後、やる気をもって勉強をしていますか?やってないでしょ!そーだそーだ!え?やってるって?まれに教育熱心の親のもとに生まれた子供が、やる気持って勉強し続けている奇跡があります。が、奇跡でもなんでもない。教育熱心な親は、褒めること以外にもいろいろっていうか、褒めること以上のサービスを子供に与えているでしょう。睡眠ちゃんと取らせたり、朝ごはんはちゃんと食べさせたり。そんな恩恵を受けた子供は当然、やる気持って毎回勉強頑張ってるって。

褒めてやる気出させるのはできないって!

じゃぁ、お金あげればやる気上がるの?

あがんじゃん!上がらん人おりますか?
この資格とると、給料上がるよ。じゃぁ、やる気出して、資格取ろうかな。ってますやん!
トロフィーだけのeスポーツより、賞金のかかったeスポーツの大会の方が、みんなやる気だしてますやん!
そーだそーだ!

うんうん、お金と褒めることのバランスね。そりゃバランス大事ですよ。大事だけど、巷で言われるバランスがおかしい!と思いません?
お金は大事だけど、褒めるなどのお金以外の綺麗事(やりがい・環境)の方が大事よね。じゃなくて、
褒められることって大事だけど、結局はお金よね〜。が正しいのでは?

アンダーマイニング効果の実験で論文もださているほど正しいとされている。この実験に限らず、全ての実験って、こうなって欲しいという結果を無意識に考えて、そうなるように情報やデータを寄せてしまう。という人間臭いことが行われていると私は思う。アンダーマイニング効果や二要因理論は本当に正しいんですか!?

お金をかけることでやる気が出ました!という研究と実験をそう考る人間がやって欲しい。ところだが、そんな実験必要ない。だって、事業の成功者と呼ばれている人は実験でもなくリアルの世界で、証明している。褒められることって大事だけど、結局はお金よね。が正しいことを。事業の成功者を別の言い方で言うと、お金を稼ぎまくった人。お金もらってやる気出た人。でよい。

なんか、この記事、不快だよね。でも、間違ってないとも思うんだよね。どうしましょ。

以上です。

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