「安定」
安定志向。波風に打たれず、可もなく不可もなく生きていく。
多くの人が考える、あるいは望んでいる生き方かもしれません。
ただ、そもそも「安定」というものはこの世に存在しない。
私はそう思っております。
世の中は「変化」するとこが当たり前。
植物は種から新芽になり、形を変えながら大きくなりやがて土に還る。
人間も赤ん坊から形を変え大人になり、やがて土に還る。
固い石でさえ、長い年月雨風に打たれ形が変わります。
そして宇宙でさえ、今も形を変え大きく膨らんでいます。
千変万化。
この世に変化しないものなんてないのです。
人生も一緒です。
良い時もあれば、悪い時もある。
天気も雨の日もあれば、晴れの日もある。
陰と陽。
この世には「正」と「負」の変化もあり、それが永遠と続いているのです。
このように、万物「変化」することが当たり前で、
変化することは「宇宙の法則」なのです。
この法則がある為、人間の作り出した概念である「安定」を願おうとしても、望むようにならないことが多く、結果的に希望と現実との乖離で自らを苦しめてしまう要素になってしまいます。
ですので、「安定」を求めるのではなく、「この世は変化することが当たり前」と腹をくくり人生を進んでいくのです。
例え、上手くいかずとも、いつかこれと同じくらい「正」の要素が働く時が来ます。
ずっと雨の日はなく、必ず晴れの日がきます。
長い梅雨が終われば、カンカン照りの夏が来ます。
必ず来る「正」の時を、準備をしながら待つのです。
「変化」
今日も皆様の人生が色鮮やかに輝きますように。