※ブログ:厄払いシリーズは①から読み進めて下さった方が、理解しやすいです
(ここからは遺伝子の話が多くなりますが、冒頭申し上げたように厄年を考える時、真実の一部をお話ししておりますので、遺伝子が厄年の全容を述べているわけでは無いという事をご了承願います)
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7.日本人だけが持つ遺伝子
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そもそも日本人の言う厄年は誰に対してのものなのか。
全世界の人間に対してのものなのか。
そのカギを握るのは「日本をルーツとする人々しか持たない一部の遺伝子」である。
その遺伝子の一部は、日本をルーツとしない人々と違う特徴を持つ。
「日本人」と呼ぶここでの定義は、「日本をルーツとする人々しか持たない一部の遺伝子を持っている人」を指している。
その中には、アイヌ民族、琉球民族と呼ばれる人々も含まれる。
何故ならその人々もまた日本をルーツとする人々しか持たない一部の遺伝子を持っているからだ。同じ特徴をのある遺伝子を持っている人々が、この日本をルーツとする人々しか持っていないので、分かやすく一つの「日本人」というくくりで話しているだけである。
国籍で決めて日本人としているわけでは無い。
別に「特別遺伝子集団で」も「A遺伝子グループ」でも何でもいいのだが、「日本をルーツとする人々しか持たない一部の遺伝子を持っている人」ので「日本人」の方が短くてわかり易いかと思い使っているのでご了承願いたい。
日本人の持つ遺伝子と聞くと「YAP遺伝子?」と思われる人もいるかもしれないが、その遺伝子では無い。
この「遺伝子の特徴は、世界を見渡しても日本人しか持たない」と云う。
故に日本をルーツにもつ人以外の人にはこの日本の厄年は当てはまらないのだ。
それは日本をルーツにもつ人の波線が持たない人とは違うからだ。
つまり、日本人だけが持つ遺伝子が波線と関係しているという事になる。
大昔に波線の「Uの字」を「厄年」と呼んだ人がいたのだろう。
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8.厄年が男女別である理由
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(ここからは波線の「Uの字」を大昔に「厄年」と呼んだ人がいたといういう前提で話していきます)
一人一人の波線が違うのなら特に男性女性で分けなくともよいのではないかと思われた人もいるだろう。
日本人しか持たない遺伝子はさらに複数に分類する事が出来る。
この複数の分類ごとに波線の特徴は違ってくるし、当然「厄年」と呼ばれる「Uの字」の時期も違ってくる。
分類はいくつかに分けれるが、男性女性を区別する際に関係するX染色体とかY染色体とからめて男性女性の2種類に大きく分けることは出来る。
しかし、2つに分類するのはかなり大雑把な分類の仕方であると言える。
本来分類するならもう少し数を増やした方が厄年も当てはまり易かった。
厄年が当たらないと思う人がいるとすればこの大雑把な分け方が原因である。
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9.厄年は平均値を表している
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先程の話の続きだが、何故、「厄年は全く違うとか迷信だと言い切れない」のか?
結論から申し上げると、一人一人は違う波線であっても、同じ特徴の遺伝子を持つ日本人を男性女性で大きく2つに分類し、それぞれの平均を出して時系列に波線で表していくと、大昔の人が作った厄年の時期に重なってくるからだ。
だが、先ほどもお話ししたようにこれはとても大雑把な見方であり、遺伝子の特徴を細かく分類したそれらの割合的な波線には違いが出る。
波線のおおよそにバイオリズム(規則性)があるのだから、究極は自分だけの波線を見つけれれば自分に見合った厄年が見つかる。
大昔に作った日本の厄年は、大雑把にみると割合的な波線の特徴を掴んでいるという事だ。
だから、「厄年は全く違うとか迷信だと言い切れない」のである。
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10.日本人と外国人との間に生まれた子
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※日本人の定義も先述同様であり、国籍での「日本人」としているのでは無く、「日本をルーツとする人々しか持たない一部の遺伝子」を「日本人」と定義してお話ししている事をご了承願います。
大昔に「日本人の厄年」を作った人は日本人だという。
(遺伝子以外もあるが)遺伝子だけを理由にしても、外国人にはこの厄年は当てはまらないからである。
もちろん日本人以外にも波線で表す事が出来る。
では、日本人と外国人との間に生まれた子はというと、「日本をルーツとする人々しか持たない一部の遺伝子」を持たない。
この場合、日本をルーツとしているが例外もあるという事だ。
参考までに申し上げると、日本人と外国人との間に生まれた子の子孫がその後日本人と結婚をし、子を生(な)し、そしてその子も日本人と結婚し子を生す、そのように日本人とだけ結婚を繰り返せば8世代目くらいには「日本をルーツとする人々しか持たない一部の遺伝子」を持つ子が生まれるようだ。
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11. 61才以降に厄年は無いのか
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(ここからは遺伝子とは違う別の側面から見て話しをします)
ちなみに昔の割合寿命と今の割合寿命は違うのだから、61才を過ぎても厄年は無いのかという疑問が残る。
当然この大雑把に2つに分けた厄年の61才、それ以降にも厄年はあるようだが、61才で厄から抜ける人もいれば、抜けれない人もいるようだ。
「Uの字」を深く大きく描く人というのは、大雑把な厄年の3年は平均的な期間を示すものだから、それ以外の人もいる事になる。
5年の人、10年の人など長い期間の厄年を持つ人もいるという事だ。
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12.因果応報
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5年の人、10年の人など平均3年よりも長い期間の厄年を持つ人達の原因の一つは、悪しき行いをしている人だという。
そして、悪しき行いをしている人は61才を過ぎても厄年が待っていることになる。
当然、犯罪に手を染めている人間は「Uの字」を深く大きく描き、5年の人、10年の人など平均3年よりも長い期間の厄年を持ち、61才を過ぎても厄年が待っていることになる。
逆に言えば良い行いをしている人は、5年の人、10年の人など長い期間の厄年を持たないようだ。
そして、61才を過ぎても厄年が待っている事も無い。
善人の厄年は平均3年以下であり、場合によっては1年で本厄、前厄、後厄を終え、61才を過ぎても厄年が待っている事も無い。
因果応報とはこういうことを言うのだろう。
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※参考資料として
<大昔の人が作った厄年>
諸説あるが一般的に厄年は男女で対象の年齢が違い、数え年で
男性は老い厄61才、大厄42才、25才。
女性は老い厄61才、小厄37才、大厄33才、19才。
この厄年を本厄と言い、本厄の前後1年をそれぞれ前厄、後厄と言う。
数え年:生まれた年を1歳とし、毎年1月1日にひとつずつ年をとる。
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ひこ星&しゅ星
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