多くの人が「病気じゃない」「大したことない」という風に見過ごしてしまっているのが、
過敏の問題です。
これらは原理的に強迫性障害と近いものですが、
確認行為まで発展するわけでもない場合は、
治療するわけでもなく(微妙な治療法しかない)、
無対策でスルーしてしまっている人が多いです。
ただ、この状態で日常生活を送ると確実に体力の消耗が続き、
基本的には悪化する方向へ進みます。
なぜかというと、発生原因を一度無くさないと疲労が蓄積していき、
さらに制御が困難になるためです。そのため強迫性障害や鬱へと突入していくことがあります。
スーツの感覚がずっと気になったまま一生過ごすみたいなのは、
かなり精神力の消耗を招くのは、よく考えれば誰でもわかるはずですが、
病気ではないので、完全に治療から放置されているのが現状です。
今回は、今まであまりツッコまれていなかった、
感覚過敏や聴覚過敏などの「過敏症状」について解決法を述べていきます。
意外とサラッと治るので、「そんなことかよ」と思うかもしれませんが、文章のインパクトより成果重視です。
では、どうぞ
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まず、感覚過敏の原因は、「ストレス」とか「疲労」がよく言われますが、
これは漠然としすぎだと思いませんか?
ストレスってなんですか?
疲労ってなんですか?
わからない症状を、「ストレス」とか「疲労」というブラックボックスにぶち込んでいるだけではありませんか?
分析し、その中身を細かくみていくと、解決法が導き出されます。
では、まず原理から説明します。