では、脳のプログラミングのための実際の方法の続きです。
まず重要なのは、恋愛感情と性欲が”別”の現象ということです。
まず、一般的な人間は、恋愛対象「好みのタイプ」に対して性的な感情が発生します。
そのため、セットになっていると思われがちですが、これらは別の現象です。
まず先に転移現象(=恋愛感情)が起こり、それが視床下部へ指令を出すスイッチとなり、それが臨界点までいくと
約二週間を目安に性回路が作られていき、好きなタイプに対して性的な興奮を感じるようになります。
そのため、好みのタイプが増えていく現象が起こります。
つまりどういうことかというと、
巨乳が好きだった男が、貧乳の人に転移したとします。そうしてそのまま放っておくと、恋愛感情が臨界し、視床下部への刺激が強まることが繰り返され、性回路が形成されます。そうすると、その人の性癖や好みのタイプは拡張し、次からは転移先ではなくても、巨乳でも貧乳でもイケる人になるということです。
そして、もともと持っている「タイプ」は前章で説明した方法で、無関係にすることができます。
それはどのような原理かというと、タイプとは意識で「自分は〇〇な人が好きだ」と思っているだけで、制御しているのは扁桃体と前頭葉です。
つまり、対象を転移させてドーパミンとPEAが強く出る状態になると、この機能が麻痺してしまい、
タイプ無関係に恋愛感情が起こります。
まずタイプかどうか、そして抵抗感の正体は扁桃体と前頭葉によって主に制御されています。
これが恋愛感情を持足せる際に「好みのタイプ」の範囲外でも突破可能な原理です。
では、今回は、これをどうやって相手に起こしていくかの具体的な方法に入ります。
おそらく世界に流布している恋愛理論の中で、群を抜いて最強かと思われます。
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では具体的にどのような行動を取ればいいかを述べていきます。
相手の対象の転移先になんとなく認定されたら、その状態で何も行動せず、