カラダを旅する ⑯

記事
コラム

動いて育てよう、丈夫な骨。



私たちのカラダには
約 200 個の骨があり、

自由自在なカラダの動きを生み出したり
グングン身長をのばしたり、

はたまた
大切な脳や内臓をがっちり守ったり
膨大な カルシウム を ストック する貯蔵庫に
なってくれています。

さらに
血液の細胞・血球もつくっている
という意外な面も持っています。


さて、
成長期には背がのびます。
小学生に
「あら~ 背が伸びたわね~」と声を掛けると
なんともいえない嬉しそうな顔をして
はにかんでいますが、

背が伸びるとは、骨がのびる ということ。

いつの間に、どうやって、とつい思ってしまいますが
こんな仕組みだそうです。



まず
骨そのものは
コラーゲン線維(細長い糸状の物質)の間に
カルシウム と リン酸 が
石灰化 してできています。

これらの成分は「骨芽細胞」から分泌されたものです。

この「骨芽細胞」がキーワード。

伸びる、成長するを イメージ した ネーミング なんでしょうか?


私たちの多くの骨は
お母さんのお腹にいた 胎児期 につくられた 軟骨 が
骨(硬骨 )に置き換わったものです。

生後、軟骨は硬骨に置き換わっていきますが
一部の軟骨は
成長期を過ぎるまで
骨の端っこに「骨端軟骨」として残っています。

この端っこに残っている軟骨では
誕生後も
粛々と軟骨がつくり続けられていて、

先ほどの
伸ばし、成長させる「骨芽細胞」によって
順次 硬骨に置きかえられていっています。


この仕組みのおかげで

成長期は
軟骨をつくるスピードと
その軟骨が骨芽細胞によって硬骨に置きかえられるスピードが
同じなので
骨がのびて、身長がのびます。

イケイケ ドンドン です。


けれども
成長期を過ぎると
軟骨をつくるスピードは
硬骨へ置き換えるスピードに追い付かれ… 
……やがて追い越し
軟骨はなくなり
のびが止まります。

お疲れ様、でございます。



しかーし
「骨芽細胞」におかれましては
成長期を過ぎても
別件で仕事をつづけておられます。

まず
体内の カルシウム の 99% は骨に貯蔵されています。

筋肉の収縮や情報の伝達のためには
血液中にカルシウムが必要なのですが、

それが不足してくると
血液中に「破骨細胞」なるものが登場して
骨を
酸や酵素で溶かして
カルシウム不足を補い、
血液中のカルシウム濃度をあげてくれます。

破骨って聞くと
イメージが悪いですが、助っ人なんですね。
この人がいてくれるおかげで
カラダの動きが維持されてるわけです。

そして
これが別件のお仕事ですが

なんと溶かされた骨は、
「骨芽細胞」によって
元どおりに修復されます。

わたくし「骨芽細胞」
つくり、成長させるだけではございません、
修復も、させていただきます。

お見事!




私たちのカラダでは
このように
骨の形成と吸収が常に行われていて
若い人では1年に
全身の骨の 約 5分の1 が入れ替わると言います。

骨をつくるスピードが
とけだすスピードを上回れば
骨は太くなり、
下回れば骨は細くなります。

骨をつくり、成長させ、修復する
「骨芽細胞」は
運動などの刺激を受けて
骨の形成をはじめます。


カラダを動かすことが、骨づくりのスイッチと言えるようです。


バランスのよい栄養をとりいれて
動いてスイッチを入れ、
さらに
しっかり眠ることで
カラダの無意識部分とエネルギーを分かち合う。


            まず、自分を大切に…。


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             ― 良い一日を ―




















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