こんにちは、ラプラスです。
今日はLINE公式アカウントのチャット機能について、
始め方や使い方を解説していきます。
僕自身LINE公式アカウントを使って、
集まってくれたお客さんに対してメッセージを自動で配信するのはもちろん、
プレゼントの配布や必要な方への商品の紹介など、
諸々の価値提供をほとんど全自動で行なっています。
今朝チェックしたら昨日も1件僕から成約していただいていました。
このように、多くのお客さんに画一的に価値提供を行うのに自動化された配信というのは非常に便利ですし、
友だちがたくさんいるアカウントには必要不可欠です。
ただ一方で、普段僕らが使う個人のLINEのように
手動でリアルタイムにやり取りしたい場面というのも実はたくさんあります。
例えば、、、
・熱いお客に一足先にお得な情報を提供したいとき
・個人的なやり取りをしたいとき
・込み入った内容(質疑応答など)をやりとりしたいとき
こういった場合は個別に1対1でコミュニケーションを取ることで、
より顧客との信頼関係が深まったり、
付加価値の高いサービスを提供するができます。
実はLINE公式アカウントの「チャット」という機能を使えば、
個人LINEのように1対1でLINEのやりとりができます。
LINE公式アカウントでチャットする方法【スマホ】
LINE公式アカウントを作成して初期設定のままだと、
実はチャット(1対1トーク)の機能が使えません。
これはLINE公式アカウントを作成してチャット機能を使おうと思った人は
誰しもつまづくところだと思います。
なので心配しないでください。
実はこれ、簡単に解決できます。
LINE公式アカウントの「応答モード」のところで
「チャット」を選択して自動モードから手動モードに切り替えることで
1対1トークができるようになります。
自動モードから手動モードへ切り替える手順
最初に
①:画面下のチャットのアイコンをタップしてチャットの画面に移動します。
チャット画面に移動したら、
②:「応答モード設定に移動」をタップしてください。
「応答モード設定に移動」をタップすると、応答モードを選択する画面に飛ぶので、
「チャット」を選択。
「チャット」を選択すると、確認のポップが出てくるので、
「変更」をタップ。
これで変更完了です!
チャット機能が使えるようになりました!
※チャットモードに変更すると応答メッセージが利用できなくなります。
※同じ手順でいつでもbotモードに戻すことができます。
LINE公式アカウントでチャット(1対1トーク)ができない!?
チャットモードに変更することで、
1対1でメッセージが送れるようになりました。
ただ、ある条件の下ではチャットモードに変更してもこちらからメッセージが送れません。
その条件とは、
公式LINEに追加してくれたその友だちから
メッセージを1度も受け取った履歴がないことです。
つまり、こちらから友だちに何かしら手動でメッセージを送りたい場合、
その人から事前に何か反応をもらっておく必要があるわけです。
反応というのは具体的には、
・メッセージ
・スタンプ
・ブロック解除(ブロックされていた場合)
以上3点のことです。
LINE公式アカウントで友だち追加時に反応がもらえる挨拶とは?
LINE公式アカウントで友だちと1対1でトークするには、
一度相手から何かしら反応をもらっておく必要があります。
ただ、だからといって登録直後に
・「友だち追加ありがとうございます!よろしかったらメッセージください!」
・「はじめまして〇〇です!確認のために何でもいいのでスタンプを押してね!」
と反応を促すのはあまりよろしくありません。
登録して早々、ブロックや離脱が発生する恐れがあります。
なぜ登録直後の友だちに急にメッセージ送信を促すと離脱が発生しやすいのか?
それは、
メッセージ送信はお客(友だち)にとって何のメリット(得)もないから
です。
何か行動してもらったらお礼をする。
基本はギブアンドテイクです。
もし仮に登録直後にメッセージを送ってもらう場合、
「登録」と「メッセージ」で2回連続でテイクすることになりますよね。
ちょっと想像してみてほしいんですが、
お客さんがあなたの発信に興味を持って公式LINEを友だち追加したとします。
そこでいきなり「メッセージください!」って言われたらちょっと萎えません?
せっかく登録してくれた(行動してくれた)人に対して
「メッセージください!」と再度行動を促すのは
今後の信頼関係構築の観点からもおすすめしません。
よほどの実績を持っている場合は別ですけれど…
基本的に行動してくれた人に対してはお礼(プレゼントやクーポン等)を用意すべきですし、
何かこれから行動してほしい場合はお返しにメリットの提供を約束するべきです。
つまり、友だち追加してくれたお客さんに反応をもらうために
あなたがしなければいけないことは何か?というと、
「メッセージをくれた人にメリットを提示する」
ことです。
例えば、
「登録してくれた方に期間限定で〇〇(プレゼント名)を進呈!
興味のある方はスタンプを送ってください!」
というのが一応テッパンではあります。
公式LINEでチャットをする際の注意点
LINE公式アカウントのトーク履歴には保存期間があります。
なので、
「過去のトーク履歴が全て消失してしまった…」
「送られてきたファイルが開けなくなってる…」
こういった問題と極力出会わないために、
LINE公式アカウントを運営する場合は
チャット内のトーク履歴の保存期間を把握しておくようにしましょう。
LINE公式アカウントのトーク履歴の保存期間
トーク履歴の保存期間は1年間です。
以前はファイル形式(テキスト、動画、画像)によって
期間が長かったり短かったりしたのですが、
2022年6月現在、あらゆるメッセージの保存期間は一律して1年間です。
なので、重要な情報やファイルは
やり取りをしてから1年以内に別の場所に保存しなおすようにしましょう。
LINE公式アカウントでチャット機能を活用するテクニック3選
以降ではLINE公式アカウントで
チャット機能をもっと効果的に活用するためのテクニックを3つ紹介しようと思います。
チャット内のトーク履歴をダウンロード
実は公式LINEのチャット内のトーク履歴は、
CSV形式でダウンロードが可能です。
こちらはPC版(Line official account manager)からアクセスすることでチャット画面からダウンロードできます。
前章でトーク履歴の保存期間について説明しましたが、
過去にお客さんからいただいた予約依頼やお問い合わせ、
メッセージなどのやりとりは1年間で閲覧できなくなります。
1年以内に別の場所に保存しなおすことでリスクを回避することができます。
注意点として、トーク履歴をダウンロードする際、
未読のメッセージはダウンロードできません。
ダウンロードの際は一度トークルームにアクセして、
あらかじめ既読をつけてからにしましょう。
LINE公式アカウントでチャットの送信取り消しをする方法
公式LINEで送った個別チャットは
送信後24時間以内であれば送信取り消しすることができます。
チャットを送信してから24時間以内であれば管理画面上で取り消しが可能です。
※ユーザーが通報ボタンを押してLINE公式アカウントを通報した場合、送信取り消しを行ったメッセージ内容も当社に送信されます
引用:送信取り消しを行う(LINE公式アカウント公式マニュアル「チャット」
営業時間外のチャット機能を制限する方法
LINE公式アカウントの自動応答は、
曜日や時間などで「応答時間」を予め指定することで
この時間帯は自動返信、それ以外の時間帯は手動対応
というように「自動応答モードとチャットモードの切り替え」を設定することができます。
お店の営業時間で設定してもいいですし、
逆に営業時間外の時間だけチャットモードに切り替える
なんていうのも考えられます。
公式LINEで「応答時間」を設定する方法
では、具体的な「応答時間」を設定する手順を解説していきます。
ちなみに「応答時間」を指定するには「チャットモード」である必要がありますので、
最初にご自身のLINE公式アカウントが
「チャットモード」になっていることを確認してください。
以降、確認が取れたものとして説明していきます。
チャットの歯車マーク(チャット設定)をタップしてください。
歯車マーク(チャット設定)をタップすると、
チャット設定の画面が表示されるので、「応答時間」をタップ。
「応答時間」をタップすると、以下の画面が表示されるので、
ここで「応答時間」と「応答時間外」を設定することができます。
公式LINEの「応答時間」のタイムゾーンとは?
これはタイムゾーンといって、
「世界で同じ標準時を採用している地域の集合」のことです。
例えば、
「日本は今××時だからニューヨークは〇〇時だ!」
とかって映画とかでよく聞きますよね。
デフォルトは「UTC+09:00」に設定されています。
日本で公式LINEを利用するのであればこの設定は変えずにこのままで問題ありません。
これからチャット機能を使いこなすあなたへ
LINE公式アカウントのチャット機能を利用すれば
お客さんと個別で1対1でやりとりができるので、
信頼関係の構築が進みます。
それに加えて、
予約の対応などにもチャット機能は役立ちます。
例えば、
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「○月△日に無料zoom相談会を開催します!
申込みを希望する場合は下記から
都合の良い時間帯を選んでください↓
11:00〜13:00
14:00〜16:00
17:00〜19:00
〇〇さんとお話しできることを楽しみにしています!」
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などのメッセージを一斉送信で送って、
その後にセミナー参加希望のメッセージを送ってくれた人と
チャットで連絡を取る。
このようにして、
まず一斉送信モードで全体にメッセージを配信した後、
何かしら返事をくれた人だけ抽出して
個別に連絡を取るといったことも非常に効果的です。
是非、手動と自動をうまく使いこなして
あなたのビジネスの発展にお役立てください!
それでは今日はこの辺で!
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