13回の転職 その2「電気工事」

記事
コラム
理不尽な理由から理容室を退職した私は次の仕事へと飛び込みます
友人が勤めていたこともあり電設会社に就職するのでした
電設会社とは
新築ビルを建てるときには整地された更地(何も無いまっさらな土地です
)にまず工事作業に必要な仮設電源をを設置します
つまり工事現場に真っ先に入って作業するのが電設会社なのです

それから現場事務所が設置されゼネコンの監督さんが赴任します
ここから長い長い現場生活が始まるのです

といっても毎日現場事務所に詰めているのは先輩工事士の方で
私は忙しいときの応援として呼ばれるのです
他の日は違う現場をくるくる回っています
現場は関東一円といった感じです

理容師見習いのころの食事は時間が取れればササッと食べる
酷いときはお客さんの顔そりの途中
顔を蒸しタオルで蒸している間の1~2分の間に食べます
閉店まで食べられない日も多々ありました
「早飯」は修行の一環なのでした
電気工事の仕事は全く違って職人さんパターンなので
お昼の時間は12時から1時までちゃんと休みます
しかも午前中の10時午後の3時は「いっぷく」という呼び名で休憩がほぼ必ず入ります
夕方5時には現場を後にするのです
なんて素晴らしいシステムなんだと思ったものです
この続きは購入すると読めるようになります。
残り:1,067文字
13回の転職 その2「電気工事」 記事
コラム
500円
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す