さら・シリウス著「美しき誘惑に潜む復讐の牙」「ハート型の胸毛が熱い」発売中です!

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本当に暑いですね。
我が家ではとうとう熱で玄関ドアが歪んできました。
暑いのは苦手なので、これからの季節は憂鬱です。

さて、さて、今回も電子書籍のご案内です。

さら・シリウス著「美しき誘惑に潜む復讐の牙」「ハート型の胸毛が熱い」の2作品が発売となりました。

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毎回素敵な作品に携わることができて、本当に嬉しく思います。

いつもありがとうございます。

◆美しき誘惑に潜む復讐の牙

『美しき誘惑に潜む復讐の牙』
宮本哲也のもとへ一通の葉書が届いた。それは毎年秋に開催される高校の同窓会の案内だった。仕事がうまくいっていない哲也は同窓会を欠席することにした。
数日後、哲也に一本の電話がかかってきた。戸塚仁志からの電話だった。仁志とは学生時代にいろいろあったのだが、ひょんなことから仁志の妻である麗子の尾行を頼まれることになった。
仁志は浮気を疑っているようだったが、麗子が浮気をしている様子はなく……。

『海峡』
海峡の岸壁に男女の死体があがった。男の死体は南側の町に、女の死体は北側の町に。それもほとんど同時刻にあがったのだという。
海峡を隔てている町で関連していそうな事件など、そうそうあるものではない。謎めいた事件に町は色めき立った。
男の身元はすぐに判明した。大森雅紀という叩けばいくらでも埃が出てくる男だった。一方で、女の身元は不明のままだった。
刑事の亀山と池田は大森を調べれば女のこともわかるかもしれないと、大森について調べ始めた先で……。

『紙の海』
私は病室で千羽鶴を眺めていた。別れた彼女、聖子がかつて折ってくれたものだった。聖子はその名前の通り、心も体も清らかな女性だった。
聖子と結婚していたら……そう思いながら、私はこれまでの人生を振り返った。学生時代の記憶。聖子との出会い。忘れもしないあの日の忘年会。
私はどこで間違ったのだろうか。
どこからやり直せばいいのだろうか。
そして、最後に私は千羽鶴に込められた聖子の思いを知ることになる。

◆ハート型の胸毛が熱い

『ハート型の胸毛が熱い』
桔平は、母親である杏子にも父親である俊明にも似ていない。
それどころか、それぞれの親戚筋まで調べてみても桔平に似ている者はいなかった。
両親とも産院での取り違えを疑い、桔平自身ももらわれっ子なのではないかと疑念を抱く。
桔平はその思いを打ち消すかのように音楽へのめり込んでいく。
社会人になってからもバンド活動を続けていたが、バンドメンバーのひとりである清治が自殺未遂で入院したという。
清治を立ち直らせるにはどうしたらいいのか。
そこに桔平の妹である美鈴が飛び込んできて、事態は急展開に……。

『ダメ男と医者、どっちがいいって?』
住宅街の一角にある何の変哲もないマンション。
そこに引っ越してきたのは、都内の商社でOLをしている小川風香だった。
風香の左隣には医者の沢田が、右隣には子持ちの金城が住んでいる。
ハンサムで紳士的な沢田に惹かれる風香。
一方で、金城は悪人ではないものの、最初から嫌味な男だった。
だが、金城の長男である直樹と話したことがきっかけで金城への気持ちも変化していき……。

『笛吹き』
昔は賑わっていた町も、今では見る影もない。
そんな町にも、かつての賑わいを思い出させるものがひとつだけ残っていた。
それが町にある電子部品の製造業者のブラスバンド。
角田純子は笛吹きとして、そのブラスバンドでフルートを吹いている。
だが、そのブラスバンドが不況で切られるという。
ブラスバンドのリーダーである牧田は社長に直談判したが、結果は変わらなかった。
そこで牧田は会社を立ち上げると言い出し……。

どれも大人の男女の物語となっております。

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