デザインを手に入れる vol.04 - 売れるデザイン -

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デザイン・イラスト
フリーランスで16年以上大手広告代理店、大手制作会社相手にナショナルクライアントの仕事を納品し続けているグラフィックデザイン、映像制作webデザインを提供し続けているの現役のプロクリエーターがデザインを手に入れる為に必要な事を書いています。

情報はネットにある私もデザイナーに!!

突然ですが、
売れるデザインを作ってください。

この言葉に
「ようし挑戦してみよう!」
「自分の実力試しだ!」
「何事も行動行動!」
「私だってできる!」
と言える方すごくポジティブで何事も怖がらず挑戦できる方だと思います。
きっとそんな気概で一歩を踏み出しデザイナーに成られたのだと思います。

でもちょっとまってください。

デザインを作るってどういう事ですか?
バナーをつくる、チラシをつくると具体的な物質を形成するなら「作る」が当てはまります。デザインって前回もお伝えしましたが「計画」であり行為という無形の概念なのです。この言葉の意味のおかしさに気づかないといけないです。

そしてもう一つ「売れる」ってどうなったら売れるのでしょうか?商品販売数をデザイナーが知る事ができるのでしょうか。よくPV数とかクリック数とか自慢されている方いますが販売実数は?

そんな曖昧な領域でデザイナーの力量が計れますか?そもそも販売数=デザインと証明できますか?

売れる

を研究するのはマーケッター。
SNSでマーケティングと謳っている自称クリエーターらしき人がいらっしゃいますが、その人のデザイン作品を観た事ありますか?
デザイナーはマーケティングの道筋を踏まえてビジュアルを作るのが仕事です。専門以外の事を口にするのはデザインに自信がない人の特徴です。簡単に言うと言い訳を並べているのです。
マーケッターが人に会いレポートや分析研究、資料作りにどれだけ時間を費やしているのか知らないから簡単にマーケティングという響きの良い言葉で虚勢を張る。つまりはマーケティングを知らない知ったかぶりという事です。
よく知りもしない世界の事を知ったかぶりしている人と専門分野で実直に成績を残す人間とあなたならどちらにお仕事頼みますか?

少し道がそれましたがデザイナーが武器にできるのは情報のビジュアル化における表現力です。
この表現力がクオリティーの差となり個性として他の人との差別化ができています。
バナー作ります。WEB作れますは作業であって情報が乱立する現代では誰でもでき、もはや何の武器にもなりません。
必要なのは作業ではなくデザイン力というクオリティ

クオリティの上げる為に

まずはご自身のデザイン力を素直に受け止める必要があります。
それはクリエイティブをよくするにはどうしたら良いのかわからない素人相手に納品していても上がりません。あなたはプロ相手に納品できるのか?

私はオペレーターじゃないデザインできる自信がある。逆に私はデザインできているのかしら?と不安な方、一度プロに見てもらいたいと思う方。
そんなあなたへ
下記の素材を使ってDMハガキを作ってみてください。
そして私にメッセージで完成画像をお送りください。無料で添削させて頂きます。出来上がったものへの否定はしません。

お題:若手プロダクトデザイナーの作品の展覧会の告知

原稿(あくまでも原稿です表現は自由です)
・企画者
 CREATE
・キャッチコピー
 FEEL SOMETHING NEW NEW PRODUCTS CHANGE the WORLD
・企画名
 未来のクエイーター展 世界を変えるプロダクト
・会期
 2023年4月17日(金)から21日(火)
 11時から18時
・場所
 CREATE CAFE GALLERY
・料金
 入場無料

写真素材(著作権フリー商用利用OKの画像 参照元: O-DAN)
c03_main.jpg

本物のデザインを手に入れたい方ぜひ挑戦してみてください。
デザインには正解はないので否定はしません。ただプロの現場ではやってはいけない事はお伝え致します。それに気づくだけでも成長の証です。

次回からは上記のお題のDMをプロが仕上げるまでの工程をお伝えさせて頂きます。

あなたにクオリティーを

イラレやフォトショのTipsは沢山やった作るのには自信があるが一からデザインを考えると思ったように出来上がらない
周りの人がレベル高く、今の自分のデザインが良いのか心配。
自分はデザイナーと名乗っているが実はデザインってよくわかってない。

そんな方へグラフィックデザインの基礎を教えます。
デザインの基礎からレイアウト術、ロゴデザイン、自己ブランディングまで現場の作法と一緒に体系的に体験して頂けます。

デザインという武器をその手に!
またいきなり受講ってのは不安という方やクリエーターとしてのお悩みもお伺いしますのでお気軽にお問合せください。

次回はいよいよ実演ラフの書き方。
これは企業の広報担当の方にもお役に立つ技能です。
このブログは胸張ってデザイナーと名乗れるようになりたい人の為や
購入者さんにとってご依頼先を探す基準にもなりますのでぜひフォローして記事を読み進めて頂ければと思います。
よろしくお願い致します。

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