1年でTwitterフォロワー数を1万人にした方法

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りょうえ
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 Twitterのフォロワー数が1万人を超えるアカウントは全体の1%未満と言われています。

 私はTwitter運用開始から1年でその1万人超えを達成し、月間インプレッション(投稿が見られた数)は最高460万に達しました。

 大した特徴もない平凡なアカウントが1年でどうやって狭き門であるフォロワー1万人を達成したのか、その過程を公開することで、Twitterのフォロワーを増やしたい人の参考にしていただけたらうれしいです。



 ネットでTwitterの伸ばしかたを検索すると、いろんな方法が出てきます。

 主なものとしては

1 1日30ツイート以上する。
2 たくさん「いいね」をする。
3 フォローをどんどんしていく。
4 おはようのあいさつなどで交流する。
5 フォロワー紹介などの感謝企画をする。
6 インフルエンサーにリプする。
7 プロフィールを工夫する。
8 アイコンやヘッダーの見栄えをよくする。
9 有益な情報を発信する。

 このほかにもいくつもありますが、どれが効果的なのでしょうか。
 実は、どれが正解ということはなく、そのアカウントで何を発信したいのか、どんな人とつながりたいのか、など、人によってツイートを伸ばす方法はさまざまです。

 一つ言えることは、Twitterの画面の向こうにいるのはみんな人間ですから、そのことを意識して見る人の立場に立ち、その情報を受け取る人の気持ちを想像することが大事だということです。

 ツイートを見る人に喜んでもらえる投稿をすれば自然と伸びていきます。


 フォロワーを集めることに夢中になりすぎてただの機械的な作業にならないようにだけは心掛けたいものです。


 私のTwittterアカウントは、こんな感じで伸びて行きました。

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1 Twitterのアカウント開設

    対人恐怖だった私にとって、多くの人に見られる可能性のあるTwitterを始めるには相当な覚悟と勇気がいりました。
 匿名で投稿していた時はまだよかったのですが、起業するに際し、顔と名前を出すことにしたので、最初はかなり怖かったです。
 そんな私のTwitterアカウントが1年でフォロワー数8888人に到達しました。
 これが私のTwitterのアカウントです。
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 私がTwitterのアカウントを開設したのは2010年6月でした。
 当時は英語を勉強していて、英語力向上のため、英語で何かを発信することが目的だったように思います。
 よくある「三日坊主で」数回ツイートして終わりました。


2 10年ぶりのアカウント復活

 2020年6月、起業に際して発信力をつけるためにTwitterを活用することにしました。
  そして、10年前に開設していたアカウントを思い出して運用を開始しました。
  よくアカウント名とかパスワードとかがわかったなと思います。
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 この記事を投稿しました。

 早くも1個のいいねがついて、2人がフォローしてくれました。

 Twtterを世界中に発信するためには英語だろうと思い、日本語と英語両方で書き始めましたが、ほどなくして140の制限と、ほとんど日本語を使う人しか見ないという理由で日本語のみのツイートをするようになりました。

  毎日投稿を続けて10日後のあるツイートがフォロワー数が伸びるきっかけになりました。

 私はランニングが趣味で、コロナ禍の2020年4月から日々のランニングの内容をスマホのアプリに記録していました。

 Twitterを始めるにあたり、アプリで記録したデータを投稿することにしたのですが、ツイートが伸びるきっかけになったのはその中の一つでした。
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 それまでのツイートはいいねの数が2、3個だったのが、このツイートには400個以上のいいねがつきました。

 この時点でフォロワー数は30人くらい、当時は公務員だったので名前と顔は伏せていました。

 この10日間でやったことは、ランニングのツイートをしている人に片っ端からいいねをしていくことでした。

 いいねを連続でたくさんすると3日間いいねができなくなり、最悪の場合にはアカウントが凍結されます。

 いいねができなくなるという体験をしながらも、どんどんいいねをしていたことで、認知度が少しずつは上がっていたのだと思います。

 この勢いでさらに認知度を上げてフォロワー数を増やしたいと思い、いいねをしてくれた人を片っ端からフォローして行きました。
 フォロバ(フォローした相手から自分のアカウントもフォローしてもらうこと、フォロー返し)を期待してのことでしたが、今から思うと何も考えずにやみくもにフォローするのはやめた方が良いです。

 単に情報収集するためだけのアカウントでフォローしたくない人もいれば、知らない人からいきなりフォローされるのは怖かったり失礼だと感じる人もいるからです。
 フォローするときには、相手のプロフィールを見てどんなアカウントなのかを確認しておくのが賢明です。

 特にフォロワー数が5000人以下の段階では、フォローできる数の上限が5000人ということもあり、フォローしたくてもできなくなくて、フォローした人を外さなければいけないということも起こります。
 それに、相手のツイートやプロフィールを見ずにいきなりフォローするのはやはり失礼ではないでしょうか。

 相手に敬意をはらい、相手を尊重するためにも、自分からフォローするときは、きちんと相手を認識しておくことがその後に自分のアカウントの信用が増します。

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 その日以降、ツイートするたびに200、300個といいねがつくようになりました。
 400個のいいねがついたあと、1週間でフォロワー数が700人増えました。

3 3週間でフォロワー数1000人

 フォロワー数が1000人になるまでに要した期間は3週間でした。

 ランニングのツイートに絞って、ランナーの人たちにアプローチしていったことが功を奏しました。

 もちろんツイート自体が素晴らしくて共感を得られるものだったということが前提としてあります。

 2020年6月のツイートのデータです。
 ツイートインプレッションというのは、ツイートが表示された回数、つまり他の人が何回ツイートを見てくれたかということです。略して「インプ」と言われているものです。
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 ツイートを始めた初期からいいねが300個、400個といただけたのは本当にありがたかったです。

 このころはプロフィールにはランナーであることくらいしか書いてませんでしたが、それがかえってランナーの方にフォローしてもらえた要因かもしれません。
 2020年7月のツイートのデータです。
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 このツイートでは700個以上のいいねをもらいました。
 そして、36個のリプをもらいました。

 リプと言うのはツイートに対するコメントのことで、「リプライ」を短縮した言い方です。

 この時は、リプがきたので、何か返事しなきゃ、でも、30個もどうやってリプ返(リプに対する返事)しよう、と焦りました。

 人と交わることが苦手で人に対する恐怖を感じていた私は、変なリプ返して怒られたらどうしようとか、かなりびくびくしていました。

 結局、みなさんに「ありがとう」と返事しました。

 ツイートを見た人からのリプはほとんどが好意的なものですが、中には批判や攻撃的なものもあります。

 そんな時にはどうしても凹みますが、たくさんの人に好かれれば、嫌われることも増えるのは自然な成り行きです。

 批判的なリプが来た時には、「人気者だな」「見てくれてありがたい」とポジティブに受け止めるように意識しています。


 この当時、有名人のツイートに批判が殺到し、その方が命を絶つという事件が起きました。

 Twitterというのは恐ろしい世界だなと思いました。

 そして、この頃、旅館の食事が多すぎて食べきれなかったという内容のツイートが炎上し、数万件の批判ツイートがなされるという出来事がありました。

 それを見た私は、ツイートするのが怖くなると同時に、批判する人たちに対して激しい怒りを覚えました。

 Twitterでは、こういうことは時々起きていて、自分がそれに反応しないことが自分を守るための一番の方法です。

 そういった出来事があり、反応しなければいいということを教えてくれるTwitterで知り合った仲間がいたことが、自分の「こうしなければならない」「こうしてはいけない」といった思い込み、価値観をなくし、自分のあり方を変えることになりました。

 Twitterの世界に入ったことで、世の中には実にさまざまな価値観を持った人間がいるんだということを知り、自分自身がお互いの違いを認め、相手を受け入れることのできる人間になることができました。
 怒りを覚えることが極端に少なくなりました。


 この心の変化は私にとってTwitterを始めた事による最大の収穫だったといっても過言ではありません。

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 毎朝のランニングの記録をTwitterに投稿することが走ることのモチベーションになっていきました。
 2020年8月のツイートのデータです。
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 9月に入り、フォロワー数が2000人を超えました。
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 2020年9月、猛暑の中、神戸から京都まで走っていきました。
 走っていく様子をツイートしながらの旅。
 この日のいいねの数はトータル1294個になりました。
 毎日「おはようございます」のツイートとランニングの記録をツイートを続けていくうちに着実にフォロワー数が増えていきました。
 2020年9月のツイートのデータ。
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 これまでは、自分のツイートにリプがあればそれに返事をしていませんでしたが、より多くの人に認知してもらうためには自分からリプした方が良いと聞きました。
 そこで、少しづつ朝の「おはよう」のあいさつをフォロワーさんのツイートにしにいくようになりました。


 10月の最終日は月をまたいで小豆島一周100kmウォークに参加。

 外出自粛でお出かけする機会が少ないのでツイートのネタ探しには苦労します。

 マラソン大会が開催されないのでマラソンの話題も出てこないし、そんな中でたまのイベントは貴重でした。
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 10月のツイートのデータ。
 リプを増やし始めたのでツイート数が多くなりました。
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 小豆島一周100kmウォークは無事ゴール。

 体力を限界まで使い切ったあとのゴールは満足感でいっぱいです。


 この頃のには、「おはよう」のあいつのツイートをしているフォロワーさんの所にリプを積極的にしにいくようになっていました。

 最初の頃はリプが来ることが怖くて自分からリプしに行くということなんてとてもじゃないけどできませんでしたが、だんだんと自ら絡みにいくことができるようになってきました。

 はじめは怖くても、慣れていくうちにできるようになっていきます。
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 このツイート、11,300インプを獲得しました。
 流行の話題に絡めたツイートはインプが伸びるようです。

11月のツイートのデータ。
フォロワー数の伸びが鈍ってきました。
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 ツイートを伸ばすために「感謝企画」をしているのを見かけることがあります。

 私自身は企画をしたことがありませんが、企画に参加することで自分のツイートをより多くの人に知ってもらうことができます。

 企画を自分で開催するのはちょっとできないな、という人も、手伝ってくれる人がいればお願いしたり、他の人の企画に参加することもできます。

 自分自身に発信力がない場合でも、発信力がある人が企画をしていればそれを利用できるので、参加してみる価値は大いにあります。


4 感謝砲に参加

 感謝砲といった、紹介企画は参加しやすくておすすめです。
 フォロワーさんを紹介する企画の一例がこちらです。
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 Twitterは拡散力があります。
 何万、何十万ものリツイートがされているツイートを見ることがあります。
 大量にリツイートされて拡散されている状態を「バズる」といいます。

 自分のツイートがバズればいいのですが、そう簡単にはバズりません。

 ある時、バズっているツイートにコメントしたら、インプレッションが急激に伸びたことがありました。


 インプを伸ばすためにバズっているツイートにコメントしたりリツイートするというのは自分のアカウントが多くの人の目に触れる機会をふやすことになります。

 ただし、バズっているからといって炎上しているツイートや賛否両論があって批判されたときに自分が耐えられないようなものにコメントしたりリツイートしたりするのはやめておいたほうがいいでしょう。

 普段から批判的なツイートをしている人ならまだしも、平和なアカウントを運用している人が穏やかでないツイートに絡みにいくと、自分の印象を悪くすることになります。


5 いいねが4000個、インプ400万

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 このリプに約4000個のいいねがつきました(当初はいいねが4000を超えていましたが、上の画面のようにいいねしたひとのアカウントが廃止されたりする影響で減っています)。

 2020年12月のツイートのデータです。
 1ヶ月で24,000個のいいねをもらいました。

 インプがすごいことになってます。

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 インプレッションを劇的に増やすために、ある方法をためしたところ、460万のという数字になりました。

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