技術士の2次試験を受ける方、受験申込書の重要性を理解されていますか?
技術士の第2次試験は筆記試験で合格した後、口頭試験を合格する必要があります。口頭試験は第2次試験の申込時に記載する「業務内容の詳細」をもとに実施されます。つまり、筆記試験を通過したとしても、申込書に記載した内容で、すでに合否が決まっていると言ってもよく、技術士試験のもっとも気を使う必要があります。
このあたりは技術士受験指導においては、触りとしてよく言われる話ですが、具体的にどうしたらよいかをこのブログではまとめました。
以下の6点について記載します。ここでのノウハウはこれまでにcoconala以外でも合格に導いた実績のあります。
特に、時間をかけて文章の推敲が必要な「業務内容の詳細」についてはチェックリストとフォーマット例(これ通りに埋めれば文ができる)を公開します。
特に、初めて受験される方は書き方がわからずどうしてよいか困りますよね?
私も受験するときはそうでした。ここに書いてあるとおりに準備すれば、合格への確率はグッと高くなります。すでに申込書を記載された方も以下の内容を読んで再チェックしていただければと思います。
内容を6項に分けて記載しました。3500字相当です。
1.「大学院における研究経歴/勤務先における業務経歴」の記載に関する注意点
・ 修士卒の場合は、受験資格年数が足りていても書きましょう。大学院名、課程、研究内容、在学期間を書きます。
・ 会社名と部門名のみとしましょう。
・ 従事期間は入社から受験年度の3月までを空白の期間が無いように書く。書ききれない場合は地位、職名、勤務所在地が同じ範囲でまとめます
・ 「業務内容の詳細」に記載する業務に○をつけるのを忘れないようにしましょう
・ 業務内容はできるだけ「〇〇の計画、研究、設計、分析、試験、評価、指導のいずれかの言葉」としましょう(新人のうちは設計、中堅からは計画、設計およびその指導、などを書くとよいでしょう)