ご提出頂く音声ファイルについて

記事
音声・音楽

ミキシング・マスタリングのご依頼を希望される方へ


ご提出頂く音声ファイルはWAV・AIFF以外にMP3その他の音声ファイル形式であっても対応させていただきます。できれば24Bitの44.1kHz以上のWAV(又はAIFF)波形データをご提出頂いたほうが高音質にて納品可能です。

また当スタジオではステムミックスでのご提出にも対応させて頂いております。

ステムミックスとは!?

🔻
ステムミックスとはミックスを進めていく過程で低域・中域・高域・その他のトラックなど4本程度のトラックにまとめた波形データの事を指します。

キックと低域のノイズなどを「低域のWAV」としてバウンスし、同様に楽器やボーカルの音声が入った「中域のWAV」、ハイハットやシンセサイザーの主に高域成分が含まれるデータを「高域のWAV」、そして全周波数帯域にスペクトルが含まれるシンセパッドや楽器の音声などを「その他のWAV」としてバウンスします。

そうすることで帯域別に処理をすることができ、ご要望に沿ってより細やかな調整が可能となります。

当スタジオではそれらのステムミックスをご提出いただいてステムミックス調整後に2ミックスの音源として書き出しマスタリングをすることも可能ですので、マスタリング料金にステムミックス料金が含まれているためとてもお得なプランになっております。

もちろん、全てのトラックを立ち上げてトリートメントしプリマスター音源を作るミキシングのご依頼も受け付けております。

ミキシング・マスタリングをご希望の方は、是非とも長年音楽家として活動しているプロの方々からのご依頼が絶えないSONIC TESTへご相談下さい。適切な音像の繊細かつ重厚なマスター音源(またはプリマスター音源)をお届け致します◎

ご提出頂く音源ファイルのピークレベルについて

🔻
皆様も一度は耳にしたことがあるかもしれませんが「音圧戦争」という言葉をご存知でしょうか?近年、各配信サービス企業がラウドネス基準を設けて音量の調整を独自に行う以前の時代には、できるだけ大きく迫力のある音を聞かせたいというアーティストが増え、波形のダイナミクスが潰れて逆に迫力が無くなってノイズの塊みたいになってしまっている音源がひしめき合っていた時代がありました。(今もまだ続いてるんかな?)

大きな音を聞かせ迫力を出したいからといって豊かな音楽のダイナミクスを犠牲にしてまで波形を海苔のように黒く潰した音源は、人間の聴覚の特性を麻痺させ、グルーブ感をすり減らして聴き疲れを引き起こします。

現在ではそのような音源に疑問を抱く音楽産業従事者とリスナーが増え、ラウドネス基準が設けられています。

音楽の用途やジャンルにもよりますが、音楽的に深く豊かな音像ときめ細やかな美を追求するにはご提出時の音声波形データは -6 dBFS(デシベル・フルスケール)程度のヘッドルームを確保して頂くのが良いかと思われます。

ミキシングやマスタリングの際に、エンジニアサイドで処理する領域が残されていることで初めてご希望の音源をお届けすることができます。ピークレベルを過剰に超過しコンプレッションされた2MIXの音源にマスタリングの処理を施そうとすることは、黒いペンで日記帳に文章を書きたい人が同じ素材のインクで真っ黒に染まったノートの上に文字を書こうとすることと似ています(書けません笑)。

ですのでここは是非ともマスターバスやマスタートラックのヘッドルームを十分に残し、ピークレベルが-6 dB FS程度になるようにプリマスター音源を整えてファイルをご提出下さい。

そうすることでアナログドメインとデジタルドメインのどちらにおいても機材のゴージャスな特性を活かしきった調整が可能となります。

お読み頂きありがとうございました◎


🔻Mastering🔻

Send us your premasters as 24 bit WAV files.
Maximum peak level : -1 dB FS
Recommended peak level : About -6 dB FS

-6 dB FS is highly recommended if you prefer digital or outboard processing. Please avoid excessive compression and heavy processing on the master buss. A good buffer and safe zone is -6 dB FS.

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す