はじめに
みなさん、お久しぶりです。心理カウンセラーのYukaです。
この記事は以前の無料記事に続けて、恐れ回避型の第2弾となります!
結構恐れ回避型の記事の反響高いんですよね。ホントに。
以前の記事はこちらです。
それほどまでにみなさんが「何だ…この人は…わからん!!」ってなっていることがヒシヒシと伝わってきます。
そりゃそうだ。だって、逃げちゃうんだもん、そうなんだもん。
📚この記事の内容
前回の記事では、主に「恐れ回避型ってそもそも何?」「恐れ回避型ってどんな行動をするの?」など、基本的なことを書きました。
自分の身を削って(泣)
というのは冗談ですが、、、
この記事は、私自身が“元・恐れ回避型”であった実体験、
そして、大手カウンセリングアプリ時代から現在の独立後に至るまでの豊富な相談経験をもとに構成しています。
恐れ回避型の方との関係において、「どう接すればいいの?」「なぜ距離を取るの?」と悩む声はとても多く、
実際のカウンセリング現場では、日々さまざまなご相談をいただいてきました。
その中で蓄積された“リアルな対処法”や“見落とされがちなポイント”をできるだけ具体的に盛り込み、
「ただの性格分析では終わらない、“実際に使えるマニュアル”」としてまとめています。
カウンセリングでは下記のお声を実際に頂いておりますので、記載の内容には自信を持っています。エッヘン。
「彼が急に冷たくなった…」「いつもいい感じなのに、突然距離を取られる…」そんな経験をしたことはありませんか?
その「なんで彼は距離を取るの」「どう接すればいいのか全然わかんない…」
といった疑問にお応えするべく、
「LINEの返信が遅くなった時」「急に冷たくなった時」のように具体的な対応策も記載しています。
読めば彼に振り回されずに安定した関係が築けるように書き上げた1冊です…!
これがあれば大体の恐れ回避型の彼との接し方はわかると思います。
そして恐れ回避型の彼と向き合うには、かなりメンタルがすり減ります。
「こうしたら、こうなるんじゃ?」が大体通用しないので…( ಠωಠ)
だからこそ、彼と楽しく過ごすために重要な一冊となることを願っています。
もし彼と違う道を歩むことになっても、自分のメンタルの保ち方、恋人に対する接し方を学べる1冊になっているかと思います。
※恐れ回避型の彼との復縁は、「復縁特化版」を出しておりますので、こちらもあわせてご覧ください。
⤴️アップデート内容
・2025.04.07 チェックリストでわかる!今の関係性と次の行動 追加
・2025.04.13 恐れ回避型の彼に伝える10のやさしい言葉 追加
そもそも相手は恐れ回避型?
1. 恐れ回避型の可能性が高いサイン
まずはじめに、「彼って今までの恋愛と違って一筋縄ではいかないけど、もしかして何かある?恐れ回避型?」と思った方が、そもそも愛着スタイルってなに!?って沢山調べてくださった結果、ここに辿り着いているのだと思います。
そのため「本当に彼が恐れ回避型なのか」をまず初めに見極めることがとても大切です。
ここを間違ってしまうと、彼に対してだいぶ見当違いなことをしてしまって、「こんなはずでは…」状態になってしまいます。
そのため、まずはここの見極めを慎重に行ってください。
私は個別カウンセリングを行っているので、「読んでみたけどやっぱりわからない…!」という方は、個別カウンセリングをご予約ください。
こちらでは、お話を1, 2時間たっぷり時間をかけて伺い、頂いた膨大な情報から、心理状態やアドバイスを行っています。
ここからは実際にどういうサインがあるのかを見てみましょう。
※ただ必ずしも、このサインが出るとは限りません。
→見せないタイプもいるから。
付き合う前編
① 「自立」や「自由」を強調する
・「一人が楽」「依存されたくない」 とよく言う
・「人と深く関わるのは面倒」 という発言が多い
・仕事や趣味を 最優先 し、恋愛は「オマケ」感覚
恐れ回避型は付き合う前から「恋愛より自分の時間が大事」とアピールすることが多いです。
そしてこのような発言をする方は、親密さを避ける傾向が強いことがわかっています。
「結婚とか興味ない」「自由が一番」みたいな発言が多く、実際にそういった価値観を持っており、とにかくなんか「え、この人って人が嫌いなん???」って感じる瞬間が多いです。
② 一定の距離を保とうとする
・会おうとすると 「忙しい」「予定がわからない」 と言ってはぐらかすことが多い
・深い話をしようとすると 話を逸らすor冗談で流す
・たまに「熱くなる」時があるけど、翌日には素っ気ない
「いい感じだな〜、このまま付き合うのかな(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク」
…と思ったタイミングで急に素っ気なくなります。
とても悲しい。信じられない。なんてことなの。となります。
ただこれが本当に狂わせるのですが、「適度な距離を保とうとする」 のが特徴で、ずっと近づいてこないわけではない。
「エェー↑↑それなら最初から近づいてくるなよォ〜怖いよォ〜」となります。
ここまでがセットです。
③ LINEや連絡のパターンが安定しない
・「返信が早い時と遅い時の差が激しい」
・連絡が多くなったと思ったら、急に既読無視or返信が減る
・深い話をすると翌日以降、連絡頻度が下がる
「好きな人に近づきたいけど、近づきすぎると怖い」 という心理があるので、連絡頻度が一定になりません。
「むふふ、結構連絡続いてるし、いい感じだしね(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク」(2度目)
と一時的にラリーが続きます。
かと思ったら、突然距離を取ることがあります。
こっちは、ショックで立ち直れません。
何もしてないのにね、悲しいね。
④ 過去の恋愛経験を聞くと「長続きしない」傾向がある
・「前の恋愛はあまり長く続かなかった」 という発言がある
・「付き合うと冷めることが多い」 と言う
・「結婚とかあまり考えられない」 というスタンス
恐れ回避型は、「回避型」とごっちゃになって、「そもそも人を求めてないのでは?」と勘違いされることも多いです。
ただ、恐れ回避型の場合は、「好きな気持ちはあるけど、親密になりすぎると逃げたくなる」というのが正しいです。
ホントにホント。
ただ勘違いして欲しくないのは、上にある言葉全部いうとは限りません。
「付き合うと冷めることが多い」「結婚とかあまり考えられない」は男性の方が多い印象かなぁ。
例えば、「元カノがすごく依存してきて、それが嫌だった」とか。
不安型×回避/恐れ回避型 の場合に結構あり得る。
ただ、相手の度合いが強いと、安定型の人でも結構引っ張られちゃうこともあります。
⑤ 恋愛に関して「矛盾した発言」が多い
・「彼女ほしい」「誰かと一緒にいたい」と言うけど、いざ仲良くなると距離を取る
・こっちが興味を示すと「今は仕事が忙しい」などと言って一線を引く
・「好きだけど付き合えない」 という謎の発言をする
典型的な 「近づきたいけど、近づきすぎるのは怖い」 という心理状態です。
めっちゃわかる、とてもわかる。
いや、正しくは「前の自分ならわかる」なのだけど。
なんか関係がいざ決まりそうになると、「怖ッ」て思ってたなぁ。
閉所恐怖症のメンタル版みたいなイメージ。
(正確には閉所恐怖症もいっぱいあるんだけど、一旦そこは置いといて)
関係が深まりそうになると、突然「ちゃうねん!!!!(何が?)」ってブレーキかけたくなる時があります。
2. (多分)恐れ回避型の相手に「試しに」やってみる事
実際に相手が恐れ回避型かどうか、さりげなくテスト するのもよし。
以下のことを試してみてください。
(「なんか透明人間になった気分や〜見透かされる〜」と昔の私が言っております)
・試しにちょっと距離を縮めてみる
「最近、ちょっと寂しいから会いたいな」と言ってみる
→ すぐに会う約束をするなら問題ありません。ちょっとでも 「忙しいから」「また今度」 と言うなら、恐れ回避型の可能性アリ。
・ちょっとだけ深い話をしてみる
「恋愛に対してどういう感じなの?」「どんな恋愛したの」と聞いてみる
→ 「あんまり考えてない」とか「結婚とか無理かも」「興味ない」と言うなら、恐れ回避型の気質が強い可能性があります。
(ちょっと回避も疑っていい)
・連絡頻度を試してみる数日間、LINEのやりとりを増やしてみる
→ しばらくはノリよく返してくるけど、急に返信が遅くなったり、話を終わらせようとするなら、「近づきすぎると怖い」と感じている可能性があります。「気分屋」に見えることが多いかも。
3. 最終的な判断基準
・「自由」や「自立」を強調する
→ 依存を避けようとする
・「連絡頻度が安定しない」
→ 一定の距離を保とうとする
・「恋愛に対して矛盾した発言が多い」
→ 近づきたいけど、怖い(「矛盾」というところが本当に大事)
・「付き合うと冷める」「長続きしない」
→ 典型的な恐れ回避型の傾向
このあたりを観察するのが分かりやすいかと思います。
特に「距離を取るかどうか」+「恋愛に対する考え方」はかなり分かりやすいポイント です。
キーワードとしては「矛盾」です。
もう本当にこれです。
これがなきゃ「恐れ回避型じゃないっしょ!!」です。
明るく言っても闇は晴れませんが、いうことが大事。
逆に一貫して「距離を取りがち」であれば、「回避型」を視野に入れるのがベストかと思います。
恐れ回避型が人を好きになるとき
まず、恐れ回避型ってそもそもどうやって人を好きになるの?
まず恐れ回避型の人は、基本的に「人と親密になりたい気持ち」と「親密さへの恐怖」が常に共存しています。
彼らは人を好きになるときに、以下のような特徴があります。