2020年度藤田医科大医学部ふじた未来入試英語解答解説

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2020年度藤田医科大学・医学部 AO入試 英語 解答・解説 
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第1問
【解答】
問1 (3) last
問2 (1) sensible
問3 (4) I hope not
問4 (2) in
問5 (2) that
問6 (1) each
【解説】
問1「彼は、自分は敵が侵入してきても決して逃げたりはしないと言った」
 比較構文を使った慣用表現the last A to do...「決して…しないA」である。
例)He would be the last man to betray you.「彼は決してあなたを裏切ったりしないでしょう」
問2「そんなに大金を使うことが賢明だとは信じられない」
 まぎらわしい形容詞の区別の問題である。選択肢の中で形式主語構文で使えるのは(1)のsensibleだけである。It is sensible to do...「…することは賢明である」
例)It is sensible for children to have these diseases early.「子供は早い時期にこれらの病気にかかっておくのが賢明である」
 (3)sensitive「敏感な」、(4)sensory「知覚に関する」。なお、(2)sensingは存在しない。
問3 A「ぼくたち明日のテストに落ちるんじゃないかと心配だ」
 B「落ちないことを願うよ。ぼくテストに通らなくてはならないんだ」
 まず、選択肢の中で(2) I'm not afraid so.と(3)I don't hope so.はありえない表現。
たとえば、A: Will he pass the exam?に対して、Bは次の2通り言う可能性がある。
① I hope so.「通ると願っているよ」―彼が通ることを望ましいと思っている
② I'm afraid not.「残念ながら通らないと思うよ」―彼が通らないことを望ましくないと思っている
 しかし①の主節を否定するI don't hope so.や②の主節を否定するI'm not afraid so.という表現はそもそも存在しない。
 よって、残るのは、(1) I'm afraid not. (4) I hope not.である。次文で「ぼくテストに通らなくてはならないんだ」と言っているので、(4) I hope not.「落ちないことを願うよ」を選ぶ。なお、(1) I'm afraid not.は「残念ながら落ちないと思うよ」で意味不明になる。
問4「彼女は責任を認めることを拒否することに固執した」
 熟語persist in A[doing...]「A[…すること]に固執する」。
例)He persisted in his belief.「彼は自分の信念をつらぬいた」
 He persists in saying that he is right.「彼は自分は正しいと言い張っている」
問5「彼らが自分の子供たちを育てたやり方は驚くべきものだった」
 たとえば「こういうふうにしてその事故は起こった」は次のように言ってはならない。
(×)This is the way how the accident happened.
 the way howは不可であり、次の4通りが認められる。
例)① This is the way the accident happened.―先行詞the wayだけを使ったもの。
②This is how the accident happened. ―関係副詞howだけを使ったもの。
③This is the way in which the accident happened. ―先行詞the wayの後に関係副詞howの代わりに前置詞+関係代名詞のin whichを使ったもの。
④This is the way that the accident happened. 先行詞the wayの後に関係副詞howの代わりにthatを関係副詞的に使ったもの。
 本問はこの④のタイプである。
問6「それらの絵はそれぞれ35000ドルから45000ドルの間で売却されると期待されている」
 空所は副詞になる。よって(1)の副詞のeach「それぞれ、めいめい」が入る。この副詞のeachは主語を強調する場合一般動詞の前、be動詞や助動詞の後に置く。
例)They each received some money.「彼らはめいめいいくらかのお金をもらった」
They were each given some money.「彼らはめいめいいくらかのお金をもらった」
本問はbe動詞なのでその直後にeachを置く。
(3)everyは形容詞で不可。(2)eitherや(4)someにはこのような副詞用法はない。
第2問
【解答】
問1 (7)(5)
問2 (1) (5)
問3 (2) (7)
問4 (2) (6)
【解説】
問1 , neither of whose sons can speak the language.
 非制限用法で、「不定代名詞+of+関係代名詞」の用法。このofは「…のうち」の意味。
例)He lent me ten books, most of which I have read.
= He lent me ten books, and I have read most of them.
「彼は私に10冊本を貸してくれたが、そのうちの大部分は読んでしまった」
問2 I will bet you 100 dollars that he will win.
 難問。動詞betの用法。bet O1 O2 that節「O1(人)にきっと…だとO2(金)を賭ける」。
例)I bet (you) a pound that he will succeed.「彼が成功する方に1ポンド賭けるよ」
問3 Reusable boxes are great to have on hand for gifts anytime.
 このto不定詞は副詞用法で直前の形容詞を限定する用法。
例)He is hard to please.「彼は喜ばせるのに難しい人である=彼は気むずかしい」
 この用法では必ず文の主語がto不定詞の意味上の目的語になっている。
 have A on hand「Aを手元に置いておく」のAが主語のReusable boxesになっている。
問4 , nor will it pose a risk of any serious side effects.
 否定文+nor+V+S「Sもまた…しない」の構文。
例)He can't swim, nor can I.「彼は泳げませんし、私も泳げません」
 pose a risk of A「Aという危険性がある」
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