変化の時代の対処法 GLOBIS、高濱正伸他からのヒント

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これから世の中はどう変化するのだろうか。
どう対応すればいいのだろうか。
ネット世界の最前線で働いている方々の話などから 考える。

「U40世代/Z世代が考える 
2050年までの 人生観・職業観・ライフスタイル の変化」


GLOBIS知見録 G1経営者会議 
2020.11.23開催



後半では、
就学前の子供から学生、40歳以上の人、会社員、会社経営者、子供を持つ親などが、今後どのように対応すればよいのかを、教育界や世界の変化をよく知る企業の方々が出演の動画などから考えてみる。


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「U40世代/Z世代が考える

2050年までの 人生観・職業観・ライフスタイル の変化」


《出演者》
ミラティブ代表取締役 赤川隼一さん。
メルカリ取締役会長 小泉文明さん。 
READYFOR代表取締役CEO 米良はるかさん。
A.T.カーニー代表取締役 関灘茂さん。



❝番組を見終わっての感想❞

30歳後半からそれ以上の年代の人で、これからぼんやりと数年間をすごしていると、今の仕事を失う可能性が急激に高まっている。

変化を読み取り、時代に応じて変わらなければいけない。

何もしなければ、孤独に陥る。

対策をしないと、高齢者はこれから更に発展するネットの恩恵をうけられず、取り残される。

幼児教育・家庭での教育をこれからの時代に合わせて変えていかなければ、将来の変化に対応できない。

・・・このようなことは、もう何年も前から言われていることですね。


ですが今回、4名の発言を聞いて、本当に変化し始めているのだ、と感じました。
その変化は遠い国で自然に発生しているわけではなく、彼ら先駆者によって意図的に作りだされていました。

ネットを使って、より良い生活ができるように。
今ネットを使うと見えてしまう、自分にとって知りたくないものを見えなくするために。
ネットを使って、優しい気持ちになれるように。
現実世界で生き辛い人にとって、ネットの中を居心地のよいものにするために。

・・・着々と 新しい世の中のベースが作られています。



私は今までアナログで生きてきました。
不都合はなく、満足しています。
しかし今回の波に対応しなければ、10年後に充実した生活が送れない気がします。

そのために自分はどう変化すべきか。
身近な者には、自分の強みを見つけ、発揮できるように導きたい。
自分の才能・強みを 今まで以上に真剣に考える必要がある。
将来、充実した生活を送るために。


コロナによって、生活の変化を余儀なくされ、ネットの力がものすごく加速しました。
《新たなイノベーションがゲームやサッカーの中から起こる》※1と発言されています。
新たな価値観がうまれ、(今はまだない)自分の属するコミュニティーが自分の居場所になるのかもしれません。
※1 今後、出演者発言は《》を使用。



『新しい価値観や今までにないコミュニティーが作られたって、私には関係ないな。』
『今までどうりで十分やっていけます』
少し前の私なら、そう思うでしょう。

会社で同僚とお喋りをして、ひとときを楽しむ。
欲しいものはネットで買い、すぐに手に入れる。
好きなことをして楽しめているし、特に不満はない。
今の生活で十分満足しています。

・・・今は いい。

でも、3年後は? 5年後は?
仕事上でも日々の生活でも、大きな変化が起こるでしょう。
ネットがどのように生活に入りこみ、どのような時間の使い方をしているのか、予測がつきません。

この会議で実感しました。

今どのような世の中が彼らの手で作られようとしているのか。
私たちは、どのような対応をすればよいのか。
まだ変化の途中のため、明確な答えは用意されていませんが、
風を掴み 変化に備えたい。


会議の内容は、詳しくは動画を見ていただければと思うのですが、
内容を書いておきます。


《今後の問題点》

ミレニアル世代・Z世代と上の世代で分断が進む。

ネットの中で同じ興味を持ったもの同士だけがつながっていくので、その中に入っておらず、自分の心を開放する場所がない人は、孤独に陥る。病気になる。自殺者が増える。

仕事にAIが入り、仕事をする時間が減るので、今までのように仕事から自己充実感を得ることが難しくなる。


働く若い世代
会社のビジョンに共感できるかを大切にしているので、共感できなければすぐに辞める。
これから何を大切にして働くのか。


経営者
優秀な社員がすぐに辞めてしまう場合、会社に居続けてもらう工夫をどうするか。
社員の採用方法をどう変化させるか
若い人のプライドをどうやってくすぐるか。


デジタルネイティブでない世代
これから何に気をつけ、何を磨けばいいのか。


子育て中の親
0歳~20歳までに、どのように育てていけばいいのか。


デジタルネイティブ世代
生まれた時から、どんなスキルを身につければいいのか。


世の中を動かせる力のある人
どんなことが求められるのか。



《本番組内での対応策》

・働く若い世代
20代は非常に優秀。
自分がこの会社に居続ける理由、会社のビジョンに共感できれば、大きな力を発揮する。

働く会社を選ぶ際に、自分のやりたいことが出来る会社かどうか、
会社の理念に共感できるかをよく考えることが必要。



経営者
採用方法を従来型から変える必要がある。
本当に入社してほしい人物にしぼり、採用活動を行う。
多くの人の中から選ぼうとしないこと。


事業の理念、会社の理念などを軸に社員をほめ、評価し、成果を周りにアピールする。
❝経営者・上司のその日の気分によってほめる、ではなく、あくまでも会社の理念に基づいたものであること❞ ※2


社員の心理的安全性 ❝会社の中で自分のどんな思いを発言しても、誰一人、マイナス評価をせず受け止めるため、安心して発言できる環境❞を守ることが必要。
※2 ❝❞は、今後、私の意見に使用。



デジタルネイティブでない世代
『これからは、ゲームの中から次のイノベーションが起こる』
ゲームの良さが分からないなら、使ってみよう。やってみよう。
プログラミングが何か分からないなら、ちょっとやってみよう。
共感ポイントが分かれば、デジタルネイティブ世代への共感ポイントが分かる。
共感できれば、、、?



子育て中の親(子供をどう育てるか)
人間にしかできないことを予測して、仕事でないスキルを磨くこと。

❝今までの、知識習得・計算重視ではないですね。好きなことや集中して取り組むことができることを見つける。それを突き詰める。
多分、これが一番大事になってくると思います。❞

意識の高い子供は上に行くが、全く考えていない子供は全く、となる。



世の中を動かせる力のある人

孤独の解消が次の時代のテーマになる。
孤独の解消をどう事業に取り込むか、どう行動するか。
教育の機会の不平等がある。不平等をなくすには何ができるか。

(その他は後半、GLOBIS知見録などを参考にお伝えします。)



❝今までにないことが起こる未来。
好奇心旺盛にアンテナをはり、変化を取り入れれば、必ずや仕事は軌道にのり、孤独も回避できると思います❞


❝2021.2.19 日本政府は内閣官房に 「孤独・孤立対策室」を設置。

これから、孤独の解決を目指す事業などが民間から創出され、大きな産業
になるはずです。
自分の仕事に孤独解決をどう取り入れるか、何ができるか、考える時期かもしれません。

そこに 大きなチャンスがあるでしょう。

自分には何ができるか 考え抜く。

全ての人に 大きなチャンスがあるでしょう❞



☆☆☆後半は、GLOBIS知見録など動画3本、新聞1記事を参考に、各世代の対処法をまとめ、考えた内容です。

子育て中の方にはGLOBISに加え、高濱正伸さん出演の動画を参考にしておりますので、よろしければご覧ください。☆☆☆



❝第二幕に向け、インターバル❞
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