後悔しないのは、チャレンジした時だ。

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私は、28歳の時にに転職を決意しました。業界首位を争う総合商社を退職するという大きな決断でした。

なぜ自動車会社に転職を決意したかはゆっくり書いていくつもりですが、転職後暫くはとにかく苦しい事ばかりでした。

何をやってもうまくいかない。ムダと感じる仕事も多い。
転職後間もなくついた仕事は、アライアンス(複数社協業)での新事業、かつ赤字スタートという超難度のプロジェクト。
希望していた仕事でした。でも、環境の劇的な変化と、コロナのせいでリフレッシュがでいない環境に追い込まれました。
次第に挑戦心が消えかかっていた自分がいました。

もうダメだと思った時に出会った言葉

人よりはメンタルは強いと信じていたし、人より努力はできると確信しての転職の決断だったので、自信を無くすと同時に、転職したことへの後悔さえも感じ始めていました。

その時に読んだ本が、心理学者ブライアン氏著「ハーバードの心理学講義」です。
さすがアメリカの心理学者。深い言葉が背中を押してくれました。その一つが題名にもなっているものです。

「振り返って唯一後悔しないのは、チャレンジした時だ。」

この言葉をみて、後悔する事なんてない、チャレンジした自分を悔いることなく前に進もうと決めました。

乗り越えてこそその真価が分かるもの


地道な努力もあり、それなりのアウトプットを出して役割を全うできました。振り返ってみて初めて気づくことがありました。
それは、新しい挑戦には苦労が付き物だけど、その時にこそ人は悩み、努力し、成長するものということ。

難しい仕事を担当して四苦八苦している時こそ、視野が狭くなってしまうモノ。でも、人間きっとそういうもので、その仕事の真価は、やりきった時にこそわかるものだと思っています。
(常に視野を広く持って自分を俯瞰できるなら、管理する人や、上位の確認なんていらないですよね)

そうして振り返って初めて世の中への貢献や、自分の仕事がかけがえない経験だったことを感じました。

もし、途中ですでに、苦しみの後の開放感を味わえていたなら、ここまで歯を食いしばって頑張れていなかった。

どんな人にも同じように、悩むときはきます。
でも壁に向けて努力した後に振り返った時の自分には、きっと後悔ではなく成長実感と満足があるはずです。

その時の課題をどう表現するかは、自分次第

この言葉も、一年で好きになった言葉の一つです。
課題は、抱えて悩む後ろ向きなものでなく、表現する前向きなものという考えに変わったことを覚えています。言葉って本当に不思議で、尊いものだなと改めて思います。

この言葉たちが少しでも誰かの背中を押してくれる事を望みます。

以上

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