さて、今日は主にバイナリーについて、
勝率と損益分岐点についてです。
みなさんは、普段、いくらのペイアウトで取引していますか?
某証券会社の例で言うと、1.85倍の取引を
されている方が多いと思います。
私は2.3倍や2.2倍など、
スプレッドありの取引が好きなので、
それらで取引することが多いです。
ここで、それぞれの損益分岐点は、
1.85倍:1÷1.85=54%
2.2倍:1÷2.2=45.4%
2.3倍:1÷2.3=43.4%
となります。
使っている手法の勝率がこれらを超えてこないと
資金が増えていかないということです。
適当にやっても単純計算で勝率50%と仮定した場合、
アット・ザ・マネーの場合に資金が没収される業者の場合、
実際の勝率は50%を下回ってきます。
カジノのルーレットでいうところの「0」や「00」みたいなものです。
胴元側に有利になるように、
確率のバランスを崩してあるわけです。
そうすると、エッジのあるところでエントリーできるような
高い勝率の手法をもっていないと将来的に破産します。
目安としては勝率60%ぐらいは欲しいですね。
ペイアウト1.85倍だと、このぐらいでようやく
資金が増えていく感じになると思います。
2.2倍のペイアウトであれば、
トレーダーにとって、困難にして永遠の課題である
「勝率を1%でも上げる」というハードルが
少し下がります。
もちろん、超短期の勝負になるので、
値幅がとれること、値動きのある時間帯であることなど
勝ちやすい条件は限られてきます。
勝率を上げるほうが簡単なのか、
高いペイアウトで低い勝率でも資金が増える手法を
発見するほうが簡単なのか、
は人それぞれだと思います。
なかなか勝率が上がらないという人は、
勝率43%でも資金が増えていく手法を
模索してみるのもいいのではないでしょうか?