♪画素数が極端に粗いガラホ撮影、第九弾は画像のズラリお披露目は小休止。
直近掲出の 『夕暮れ虹画像集』 は、お楽しみいただけましたでしょうか?
今回は筆者なりに、思うところが隠しきれませんでした。
あえてガラホ撮影にこだわる理由を、普段のカテゴリ 『写真』 ではなく、こちら 『コラム』 にて、チョロっと話させてやってください。
♪元来写真の趣味は、まったくありませんでした。
子どもの頃からカメラそのものに然したる興味もなく、旅行先のスナップ撮影なども、同行者に丸投げでした。
20代後半でとある趣味の店を構えたことで、広告用の写真撮影を自ら行わねばならなくなりました。
当時はまだデジカメなる概念は身近に見当たらず、フィルム撮影でした。
『超特急〇〇分プリントサービス』
そんなお店が急増した、1980年代末のことでした。
★ 秘かに鉄道大好き筆者
その後ホームページの普及に伴い、筆者も人生初のデジカメを購入しました。
1990年代後半、僅か600万画素で5万円以上の販売価格だったかと。
その後21世紀に入り、しばらく経過した頃、ニュース番組で偶然知ったのが、
* 自身が撮影したデジタル画像を販売できるサイト
トップセラーは月収40万とも60万とも報じられていました。
折りしも自事業が非常に厳しかった時期、筆者は自身の腕も機材も顧みず、これに縋(すが)るように飛びつきました。
するとどうでしょう。
ビギナーズ・ラック以外の何物でもなかったでしょうが、拙作は快調に売れ始めたのです。
「登録会員数〇〇万人」 と謳う(※実際に稼働しているのは一握りでしょう)の、ピラミッドの上位4%に定着し続けました。
コンスタントに月収〇〇万円は夢のまた夢も、自身にとって貴重な副収入源となりました。
★ 地元の由緒ある神社の境内 静か
しかし2010年を過ぎた頃だったでしょうか、状況は急展開を見せました。
☆ 肖像権その他諸々への配慮による、販売画像に関する制約三昧
人物やナンバープレート、表札に番地表示、さらには看板すらも、一切写り込んではダメ。
これでは街の風景など、すべてNGです。
筆者がズラリと掲出していた100枚単位の商品用画像も、かなりの枚数が削除されてしまいました。
運営会社に連絡から、
「退会はしないけれど画像の追加補填もしない。売上は寄付に回してほしい」
街中でカメラを構えただけで、盗撮犯扱いされかねない風潮もあり、ここが潮時だと判断しました。
この頃にはガラケーの撮影機能もそれなりとなり、酷使でボロボロの600万画素デジカメには引退いただきました。
♪この時期既にブログ配信を始めていたこともあり、筆者の写真撮影はブログの挿絵限定となりました。
2009年春から2016年秋までの期間、他所で更新を続けていた記事の挿入画像は、すべてガラケー撮影でした。
そして2021年、こちらココナラブログでの配信を開始。
『コラム』『小説』 に続き、画素数が極端に粗いガラホ撮影作品も、お披露目を始めさせていただくに至りました。
とても有料配信に値する拙作とは思えず、当然の無料配信です。
★ 筆者は群生する中から かき分けずに見つけ出せます 信じる?
コロナ禍で行動制限が避けられない状況下ですが、日常ごく自然に遭遇した風景たちをご紹介できれば幸いです。
以上、今回は長い能書きとなってしまいました。
ご一読ありがとうございます。
或 頁生(ある ぺじお)
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