♪お筆先回想録は迷走経由迷子状態へと

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♪扉画像通知をいただき、条件反射的に、

* 今年還暦の筆者はシルバーエイジ会員、ってことかな?

繰り返しお詫びばかりの通り、ハートマーク横に数字を頂戴しても、お返しする術や暗黙のルールなど、理解できていません。
こうしたランキングに関しても、全く無頓着でした。

こちらで提案を始めたのは、今年1月からでしたから、実質3ヵ月弱。
地道にやってきたことが評価いただけたのであれば、これは喜ぶべきこと。

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★ 従来の24時間の使い方では 次のハードル越えは至難の業かと

次のハードルのクリアは、筆者がこちら(=ココナラ)に費やすことが可能な時間と力量を鑑みると、かなり以上に難しいようですが、それはそれ。
他の仕事のウエイトが増すと、ランクダウンもあるようですが、それもそれ。

引き続き自身のペースで、丁寧な作業を続けていきたいと思います。
ありがとうございます & 励みになります。


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♪気づけば桜と古墳の街暮らしも、8年目に突入していました。
転入が2014年春でしたから、この街で8度目の桜の季節、見送る最中です。

当時はまだ、文章を綴り五線譜と格闘するだけでは、とても食えなかった頃。
某財閥系分譲マンション管理会社に個人事業主との兼業を認めていただき、異なる2棟の物件で、通勤管理作業員の仕事を頂戴していました。

1人で複数の物件を兼任するのはイレギュラーだったみたいですが、どちらも作業員は自分1人だけ。
先輩や同僚との人間関係にストレスを覚えることもない直行直帰、自身に合った職場環境でした。
いずれも素晴らしいプロ意識をお持ちの出入り業者の方々や、なにより入居者のみなさんに恵まれた、厳しくも楽しい外勤でした。

2010年秋から2016年秋まで、当初5年で契約期間終了のところ、6年1ヵ月もの間、在籍させていただけました。
期間中は無遅刻無欠席無早退で有休消化もゼロ(※今は消化が義務づけられているみたいです)。
唯一実父逝去の際には、会社から忌引きするよう命じられてしまい、完全試合ならぬ完全勤務は果たせませんでした。

この仕事でなにが厳しかったかと言えば、それは 『通勤』 でした。
現在の塒と2棟の持ち物件のロケーションが微妙で、電車やバスを利用するよりも、徒歩通勤の方が速くて確実でした。
所属会社は自転車やバイクでの通勤を禁止していて、これが判明すれば、問答無用で即解雇(※それなりの理由があったようです)でした。
そのため筆者は週3日、酷暑の日も台風の中も、以下の徒歩移動を続けていました。
祝祭日も黄金週間も盆休みも一切無関係、年末年始のみ3~4日連休でした。

7:30出発 → 徒歩40分(約3km) → 8:10頃に午前中の持ち場着。
[※8:30 ~ 11:30 1棟目の勤務]
11:30過ぎ退勤 → 徒歩55分(4km強) → 13:00前に午後の持ち場着。
[※13:00 ~ 15:30 2棟目の勤務]
15:30過ぎ退勤 → 徒歩25分(約2km) → 16:30前頃に帰宅。

遅い昼飯は夕方5時前になってしまう & 徒歩移動が毎回10km。
限界集落から町の分校に通う児童じゃないんだから(笑)。
しかもこれプラス、各々の持ち場では基本肉体労働ですから、夏場は毎回、試合前のボクサーの減量レベルの発汗でした。

1度体調が悪くて、39℃くらいの発熱を自覚しつつも強行出勤。
完全にナチュラルハイで、しんどいを超越して吹っ飛んでいたのも、今となっては懐かしい思い出です。


♪それでも1度も 「辛い」 「嫌だ」 「辞めたい」 と思わなかった理由は、大きく次の2つでした。

* 公共交通機関利用相当の交通費が支給されていて、これがそれなりの金額。
* 徒歩移動中を文章や旋律をひねり出す時間に充当できた。

幸い移動時間も拘束時間にカウントいただけたこともあり、
「こりゃ最高だぞ!?」
繰り返しになりますが、ホントに恵まれ過ぎていましたね。

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★ 緑地公園を縦断する徒歩移動ルート 以前のスナップから四季の断片を

結局弱視と左膝の悪化の進行から、これ以上は合格ラインの清掃作業その他はできないとの自己判断で、2016年春に退社願を提出しました。
それでもこんな筆者を慰留くださり、退職まで半年要しましたが、これもありがたいお話でした。

この視力・年齢・学歴履歴では、健常者としての新たな雇用は望めません。
「人生最後の外勤が、あの仕事で幸せだったな」
こうして綴りながら、あらためて再確認させていただいています。


♪そんな背中まで伸びた髪を束ねた(元)管理人さん、
「あれっ!?管理人さん?」
街を歩いていると、今も稀にお声がけいただいたりしています。

* 筆者を追い抜いた乗用車が急停車から窓が開くパターン。
* スーパーで買い物していると、背後から背中を軽く叩かれるパターン。
* 黄色いあひるを構えての撮影が終わるのを待ってくださるパターン(笑)。

桜と古墳のこの街は、不思議なほどに筆者にやさしい、素敵な街です。
お筆先で綴っているうちに、やはりの迷走文となってしまいました。

o(_ _)o 失礼しました。


或 頁生(ある ぺじお)


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