♪ 8年前(=2014)の丁度今頃を思い出すような夢を見ました。
普段であれば目覚めからほどなく忘れてしまいますが、ノンフィクション同然だったこともあり、妙に記憶に残ってしまいました。
♪当時は桜と古墳のこの街に越してきて、ようやく馴染み始めた頃でした。
2002年以来変わらぬ青色申告個人事業主でしたが、
*某財閥系分譲マンション管理会社の通勤管理作業員。
イレギュラーで異なる場所に建2物件を、筆者独りで兼任していました。
★ 雨が落ちてきたよ 閉じて 閉じてっ
定収入の確保が主目的ながら、仕事が面白くて、
「2020年10月1日までの10年間、無遅刻無欠席無早退で勤め上げるぞ!」
盆休みも黄金週間もなく、勤務シフト以外の公休は正月三が日だけ。
(※有事でこれすらも返上した年もありました)
残念ながら6年と1ヵ月、記録こそ達成するも、目標の10年には届かず。
徒歩通勤を含めた肉体労働、当時は両方の物件に徒歩通勤するだけで、移動距離は 9km/1day 。
これに各々現地での肉体作業が加わります。
現在よりも遥かに引き締まった身体だったのも、至極当然でした(懐)。
39℃超の高熱を押して、完全なるハイ状態でこの行程を裁き切ったことや、実父逝去当日も現地に赴くなど、すべて苦笑い話です。
「自身の年齢と体調(=視力)からすれば、これが人生最後の外勤になる」
誰に高評価を求めるつもりもなく、自分勝手な有終の美を目指していました。
★ 徒歩移動道中の桜の枝に 赤い実が確かめられるのも 丁度今この時期
申すまでもなく自主退職一番の理由は、視力の衰えが顕著となり、汚れを見落とすことが増えてしまったことでした。
報酬をいただくに値する仕事ができない以上、引退は当然の選択でした。
2016年晩秋の退社でしたから、6年近くが経過したことになりますね。
♪同居生命体がパート出勤を始めたのが2014年7月1日からでしたから、8年前のこの時期は時間が空くと、気候の良い青空の下、
「この道はどこへ続いているのかな?」
ネットの地図に頼るのが嫌いな両名、プチ探検(?)を楽しんでいたような?
★ 新緑鮮やかなこの季節 がっこちゃんも連れていきましたよ
最初に気に入った、鶏と豆腐の創作料理が美味しかった洒落た店も、コロナ禍直前に閉店。
ホール係の女性が素晴らしかったのですが、彼女が去ったあたりから、接客スキルや料理その他がおかしく始めて……
我々の入居とほぼ同時期にオープンした、塒から徒歩数分の若夫婦と女の子のたこ焼き屋さんも、開業から丸2年ほどで廃業。
毎週土曜日、執筆のおやつタイムに買いにいくのが習慣になっていて、
「先週は来られなかったので、ご病気なのかと心配していました」
お声掛けいただく間柄だっただけに、別れはさびしかったです。
♪その他語ればキリがありませんが、丸8年の間に、街は随分変わりました。
なにより地球温暖化の悪影響でしょうが、最初の数年は冬になると雪化粧でしたが、直近のここ数年は粉雪未満が精一杯。
★ 1/2/2015 撮影 数年前まではこんな風景が茶飯事だったのに ……
街が白く染まる風景に出会えていません。
★ つぎのふゆ しろいっしょくに あえるかな
GWに手を振るタイミング、小さな歴史を夢で振り返ったお話でした。
o(_ _)o
或 頁生(ある ぺじお)
#399 / 4970.