♪ほっこりと胸が痛むスズメ食堂の光景

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コラム

※ 普段通りの筆者モードに戻って、早速の更新です。


♪ベランダで開業から1年半が経過した、筆者運営のスズメ食堂のお話です。
振り返れば久々かも & 今回は少々重たい内容と伝わるかと思います。

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★ ここ最近の番長格 シッポピン一族の末柄 誇らしげなお尻に注目

以前にも触れた通り、都会のスズメの寿命は長くて2年ほど。
春から初夏にふ化した雛の半数は、最初の冬を越えられないとされています。
理由は単純至極、自然が少なく餌にありつけず、他にも自動車などのリスクが無視できません。
1年半の間、常連たちの顔触れを思い返すにつけ、この説の通りだと。


♪巣立ちデビュー間もない幼鳥たちが、先輩たちの後を追いかけるように、初めてベランダにやってきた姿は、それだけで涙腺が緩みます。
右も左もわからず洗濯物に絡まったりして(ホント)、汚れても許します。
(※室内犬派の同居生命体は容赦ありませんが)
見よう見まねで餌の食べ方を学ぶ姿に、こちらが教えられる繰り返しです。


♪そんな一方で、今編のタイトルの感情が誤魔化せないのが、生命の最期間近の、いわゆる 『老鳥』 の飛来です。

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★ ここ最近1番心配なヤツ また単独で飛来しました 徘徊かも?

人間の認知症に相当する状態なのが一目瞭然で、すでに食欲を司る神経も麻痺しているのか、お腹一杯食べ過ぎてしまい、飛び立てぬどころか動けません。

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★ がっこちゃんズを恐れるでもなく 不自然に膨らんだお腹で

強引に追い立てると余計な負担をかけてしまうので、がっこちゃんズの協力で、食事節制させてはみるのですが …

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★ 仲良くするでもなく ひたすら食べ続けるばかり 水も飲みなさいっ

普通なら目玉のある物体を警戒して近づきませんが、老鳥はお構いなし。
網戸を開けて顔を数十センチまで近づけ、
「それ以上食べたら◆んでしまうよ。もうおやめなさい」
耳も遠いだろうから(?)大声でゆっくりと諭すのですが、我関せずです。


♪筆者が自然界に勝手に参入しておいて、好き放題な言い分になりますが、
「人間と一緒だな」
考えさせられる部分、少なくありません。

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★ この光景が当たり前となって久しく 二度目の秋から冬へと

繰り返す通り、衛生面の管理は引き続き、万全を自負しています。
同建物の他のどのベランダよりも清潔ですし、クレーム皆無記録も更新中。
少しずつですが与える食料の量も減らし続けていることもあり、一時期ほどの殺到状況はほとんど生じていません。

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★ 1羽でも来てくれる & 筆者がここでしっかりしている限り 続けるからね

人類がコロナに右往左往するタイミングで、偶然スタートしたスズメ食堂。
コロナ禍の収束に合わせて小規模化していくとすれば、それもベストかも?

( ^-^ ) b 引き続き営業中です!


或 頁生(ある ぺじお)


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