ひとりでヨガってます

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こんばんは、玲那です。

5月半ばあたりから、ひとりでヨガることが日課になりました。毎朝20分、仕事途中に休憩がてら10分を数回、夜寝る前に10分、みたいな感じでやっています。


・・・変な想像をしたあなた、猛省してください( 一一)


健康的なヨガのことです。私の持っている疾患に良い影響があると聞いたので、おうちヨガを始めたのです。

元虐待児のわたくし、解離性障害と双極性障害Ⅱ型という疾患を持っています。といっても、日常生活に何ら支障のないレベルですが、通常の人に比べると、いろいろあります。


■疾患その1 解離性障害

解離性障害は、本来なら継続しているはずの記憶や感覚、人格に空白ができる病気で、ストレスが原因と言われています。

私の場合、本来ならあるはずの記憶が、部分的に空白になっています。また、大きなストレスがかかると、スポッと記憶が抜けたりします。・・・と言うと「みんなあるよ~」と言われるのですが、そんなレベルではないのです。

たとえば、あるとき、通い慣れたスーパーへ車で行きました。駐車場に車を停めて、10分くらい買物をして、さあ帰ろうとしたとき、「あれ・・・私、どうやって来たんだっけ・・・」となりました。

自分が車で来たのか、歩いてきたのか、まったくわからない。どっちの記憶もない。10分前の記憶がまるっとないのです。家を出るまでの記憶はあるのに。

車で来ていたら大変だと思い、駐車場をぐるぐる回って、自分の車を見つけてやっと「あ、車で来たんだ」とわかる。そんなレベルで、スポッと記憶が抜け落ちることがあります。

10年もの月日を誰よりも一緒に過ごし、唯一愛してくれた祖父との記憶も、ほぼありません。祖父が私にやってくれたことは覚えていますが、記憶の中に祖父の姿が一切ないのです。大好きだったのに、切ない。


■疾患その2 双極性障害Ⅱ型

双極性障害Ⅱ型は、軽い躁と鬱がゆるやかに波打つ病気で、こちらは脳の情報伝達の乱れなんだそうです。ストレスが発症のきっかけになることもあるそうですが、直接の原因ではないとか。ややこしいです。

私は20年にわたり、極度のワーカホリックでした。睡眠時間は1日2~3時間、その睡眠さえも、ベッドではなく、仕事の途中で仮眠を取るレベルです。食事は1日1食、おにぎり1個とか。20時間近く働く日々。

自分でも「これは異常だわ」と思いながら、その生活をしていました。その間、4~5年に一度、本気で仕事したくないモードに入ることもありました。結局、這うように仕事してましたが。

医師から双極性障害Ⅱ型と診断されたとき、多少驚きはしましたが、どちらかといえば「あ、やっぱり?」という気持ちのほうが大きかったですね。自分がまともだとはまったく思っていませんでした。

このままいけば、確実に動けなくなるな・・・と、いつも思っていました。どこかで絶対に改善しないと、心身ともに破滅だな、と。そういう焦りもあったおかげか、ここ3年でようやく一般的な状態に落ち着きました。

そのきっかけをくれたのは、相方です。
私の状態をとても心配してくれていたので、「この人が心配せずにいられる生活がしたい」と思いました。

でも、悪いことばかりではないです。そのおかげでホステス業ではナンバーワンにもなれたし、引退してからもそれなりの収入を手にすることができました。軽躁状態があったおかげで、通常以上の力が出せたと思います。

※双極性障害じゃなくても、ナンバーワンにはなれます。「双極性障害じゃないとナンバーワンになれない」みたいに誤解されるといけないので、念のため書いておきます(汗)


■ヨガは疾患に効く?

そんなこんなな状態なのですが「できるだけ薬に依存したくない」と言ったら、医師からヨガを勧められたわけです。適度に体を動かすこと、深呼吸すること、などが疾患の安定に良い影響を与えてくれるのだとか。

ほぅほぅ( *゚д゚))

ということで、早速アプリをDLして、自宅でヨガっているわけです。日ごろの運動不足が祟って、ダウンドッグさえも足がフラフラします。

医学的根拠があるわけではないので「ヨガ=疾患に効く」とは言えないし、私も始めたばかりなので「効果を感じる」とは言えないのですが、気持ちの切り替えには大いに役立ってくれています。

なので、ヨガマットを敷きっぱなしにして、気が向いたときにいつでもヨガれるようにしてあります。いちいちマットを出したり片付けたり・・・としていたら、確実にやらなくなりそうです。鬼のめんどうくさがり。

もし、身体は元気だけど眠れないとか、感情が不安定とか、攻撃的になりやすいとか、何かしら情緒面に難を感じてらっしゃる方がいましたら、ぜひヨガってみてください。


■おまけ 双極性障害Ⅱ型は誤診されやすい?

ちなみに余談ですが、最初の病院では初診で「あなたは鬱病!!」と断言されました。私は「絶対違う!!」と言い切ってサッサと帰りました。鬱状態のときに病院へ行くと誤診されることがありますので、ご注意ください。



※双極性障害や解離性障害のお話も伺っています。ピア・カウンセリングが症状を和らげることもありますので、いつでもお声掛けください☆

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