私のあふれる才能

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こんばんは、玲那です。今日は私の(ある意味)あふれる才能についてお話したいと思います。


■絵の才能がなさすぎる

アメトーーク!の『絵心ない芸人』に出られる自信があります。むしろ、彼らのほうがうまいんじゃないかと思うくらい、絵の才能がありません。自分でもびっくりします。

あるとき、Webデザイナーと打ち合わせをしていて「簡単にイメージを描いてください」と言われたので描いたら「ウソでしょ!ある意味画伯なんですけど!」と大爆笑が起きました。

己が一番熟知しているので、子どものころから絵を描くという行為は基本お断りしています。学校の図工の時間、美術の時間、すべてお断りです。毎回先生が困っていました。ごめんなさい。

ここで「ほら!」と見せられればあなたにも笑っていただけるのですが、お目汚しレベルではないのでやめておきます。おそらく死ぬまで絵を描くことはないでしょう。絵が描ける方がうらやましいです。なぜ描けるのか・・・。

描けないくせに、絵画展や美術館には子どものころから出入りしていたので、絵を見ることは好きです。

一番好きなのはムンクの『叫び』とピカソの『犬』。ホステス現役時代にこの話をしたら「落差ありすぎてクレイジー」と言われました。なぜでしょう。


■写真撮影の才能がなさすぎる

『絵が描けない』に共通すると思いますが、写真撮影の才能もまったくありません。

ミニチュアダックス4匹と暮らしているのですが、愛らしい愛犬たちを撮影・・・と思っても、鼻が異様に長くてブスすぎたりします。こんなに可愛い子たちを妖怪のように写してしまう飼主。iPhoneのせいだと思いたい。

そんなこんなで、自撮りなどもってのほか。もちろん修正アプリも使いこなせません。私がムンクの叫び状態になる勢いです。もはやムンクの叫びを自撮りとして載せたいくらい。

※そもそも私自身、相当な写真嫌い(写るのが嫌い)なので上手でも自撮りはしないですけども。

間違っても私に「すみません、写真撮っていただけますか~」などと声をかけたりしないでください。あなたが妖怪になってしまうかもしれません。妖怪になりたい人にはお勧めです。


■方向音痴すぎる

これはもう、自慢できる域です。自分の住んでいる町でも迷うし、通い慣れた道でも2週間くらいご無沙汰になると「・・・おや?」となります。初めて行く場所なんて「迷ってください」と言われているようなものです。

誰でも迷うよ!と言われる新宿駅では、構内にタクシーを走らせてくれないかと思うほど、毎回ヘロヘロになりながら彷徨っています。渋谷駅でも迷います。何なら新橋駅でも毎回迷子です。何度行っても1人では無理です。

一時は勝どきに住んでいましたが、犬の散歩すらマンションの周りをグルグル回るのが関の山でした。唯一行けたのは、徒歩5分に住んでいた売れっ子ホステスさんのお家。それもナビなしでは行けません。

あ、ナビで思い出しました。Googleナビをスマホで見ていても迷います。あの「北へ進みます」というアナウンス、困ります。北がどっちなのかをまず教えてほしい。「背中側です」とか(無理難題)。

一旦お店に入ると、帰るときには右から来たのか、左から来たのか、分からなくなります。100%間違えます。そのくせ威張って歩き出すので、相方から毎回「どこ行くの?」と穏やかに言われます。子ども扱いです。

ホステス現役時代は「俺が迎えに行くからじっとしてろ」とよく言われていました。また、私は『何でも完璧にできる人』に見えるようで「玲那さんも人間なんですね、安心しますwww」とよく笑われます。早く人間になりたーい。


■外に出なさすぎる

最後にこちら。私は自他ともに認める『アクティブな引きこもり』です。用事がない限り、まっっっっっっっっっっったく外に出ません。室内では行動力を発揮します。だから『アクティブな引きこもり』。

ホステス時代はお客様との会食やご接待、パーティーなどといった予定が多かったので、必然的に外出が多かったですね。仕事上、エステやスポーツジムなども行っていたし。

自宅でデスクワークになってからは、本当にほとんど引きこもっています。生鮮食品以外は全部ネット、生鮮食品でさえ「え~外に出なきゃいけないの~」とかなり渋々です。体たらく。

夏はすぐに熱射病になるのでお医者様から「できるだけ外出は控えて」と言われ、冬は鬼の冷え性なので引きこもり(以下記事参照)。
もう私が外で活動できるのは春と秋と夏の深夜だけになりました。そのときだけは、意気揚々とコンビニに出かけます(徒歩3分)。

月に1度相方とお出かけするのですが、相方も暑い寒いが苦手な人なので、2人で車⇔室内を往復しています。出先でも引きこもり。これ、お出かけなんでしょうか。若干謎が残ります。



というように、これでも一応元No.1ホステスなんですが、できないこと・苦手なこともいっぱいあります。あなたのほうが私よりもはるかに優れていることだって、たくさんあるのです。

あれができない、これができない・・・と自分を責めているホステスさんでも、英語もまったく話せないのにパッと海外旅行に出かけたりします。すごいなと思います。方向音痴としては国内旅行すら危ういので、心から尊敬します。

できないことをできるように、という考え自体は素晴らしいです。その努力も素晴らしい。でも、できない自分を許して、できることにも同じだけ目を向けて、できることを伸ばすことも素晴らしいことです。

あなたにも必ず才能がある。それを見つけて、磨いてください。それがきっと「あなたにしかできないこと」です。


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