【タイムテーブル】
00:00 ロックの変遷
02:40 ロックとは?
04:12 ブリティッシュ・インベイジョン
06:00 ロックは更に進化「ハード/グラム」
07:25 ロックがロックを脱皮「プログレ/パンク」
09:30 ロックの時代も巡り巡る
10:34 エンディング(まとめ)
普段、私達が何気なく「ロック」と言っている、あの「ROCK」。
そのロックはいったいどんな音楽なのか。
その「歴史」と「変遷」を見返しながら、
今一度その「意味」と「意義」について考えてみたいと思います。
【ロックの生まれる瞬間】
「1950年~:ロックンロールが誕生@アメリカ」
ブルースをベース(ルーツ)にしながらも、
R&Bをよりノリ良く・テンポ良くした音楽が生まれる。
(エルビス・プレスリーなど)
「1960年~:ロックが誕生@イギリス」
ロックンロールにさらに「象徴性」「芸術性」
そして「新しいサウンドへの挑戦」がなされる。
その末に「ロック」が生まれる。
代表的なアーティスト:Beatles
【ロックの存在意義】
一言で言うなら「青少年の反乱(プロテスト精神)」
・政治
・人種
・ジェンダー(性別)
・薬物
・主流社会への反抗
→若者の想いを「アート」「サウンドの美しさ」「作品」として
昇華させたものがロック。
【ブリティッシュ・インベイジョン】
ロックの歴史で一番、注目すべきは「アメリカ」と「イギリス」の関係。
発祥としては「アメリカ」ですが、その進化は「イギリス」で顕著でした。
その最たるバンドが「Beatles」。
これらイギリスのバンドがロックを昇華させて、アメリカへ逆輸入。
全米チャートでヒットを連発していた!
・アニマルズ
・ローリング
・ストーンズ
・ザ・フー
・レッドツェッペリン
・ディープパープルなど
【ロックは更に進化「ハード/グラム」】
そんなロックも、過去のロックを踏み台に更に進化を遂げる。
「ハードロック」
ロックを更に「大音量」に、ビートも激しくなる。
※エレキギターのエフェクターも多品種に。
・クイーン
・キッス
・エアロスミスなど
「グラムロック」
サウンドが激しく、エッジを効かせるようになると
見た目(衣装や化粧)も激しくなっていく。
※T・レックス、デビッド・ボウイなど
→日本のヴィジュアル系の源流か!?
【ロックがロックを脱皮「プログレ/パンク」】
ロックの進化は止まらない!
「プログレッシブロック」
・より長尺の曲
・より難解な歌詞
・演奏技術の極みへ
過去のロックを乗り越えるかのように、 演奏やサウンドはより複雑に。
・ピンク・フロイド
・イエス ・キング
・クリムゾン
「パンクロック」
一方でプログレの複雑化に対して「シンプル」なロックへ原点回帰へ。
しかしメッセージ性はアグレッシブに「権力」「体制」への反抗!!
※セックス・ピストルズなど
【ロックの時代も巡り巡る】
こうして「ロックの歴史」を振り返ってみると
音楽性は進化をしたり、変化をしたり、
原点回帰をしたりと 時代とともに巡り巡っているのが分ります。
しかし、そんな形を変えてきたロックも
ただ一つ変わらないのは「青少年の反乱」。
いつの時代も「権力」「体制」への反抗は根底にあり、
それは「ロックそのもの」に対しても例外ではない。
まさに今も進化を遂げているのが「ROCK」なのではないでしょうか。
【本日の動画はこちら♪】