孤高の花Ⅳ

記事
小説

※⑻ 過去に掲載したものを、改正して再投稿。【短編集(シリーズ)より】




私が 初めて

洋一に会ったのは

あの痛ましい

の事件から

3年程経った頃だった。


季節は冬で

街はクリスマスム‐ド一色に

彩られ

商店街には

暖かで幸せそうな恋人達や

まるで

恋人達を

祝福するかの様に

黄色

の電飾で

サンタクロースや

クリスマスツリ‐などの

カラフルな

ディスプレイで

溢れていた。



夜8時

最後の

クライアントが 帰り


私も

帰りの

身支度をしていた。


昼食をとれなかったので

空腹だったが

帰りに

デパートの地下で

お惣菜を買おうかな…と

ぼんやりと

考えていた。



そんな時だった…。



ノックと同時に

突然 男が

ドアを開けた。


カウンセリングを して欲しい

と言うのだった。

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