大谷翔平は最強クリスタルチルドレン94年生まれの代表格

こんにちは。

本日は、昨年メジャーリーグでMVPを獲得した大谷翔平選手について詳細鑑定をしていきたいと思います。

大谷翔平の生まれた年は1994年。この年は、クリスタルチルドレンの中でも最強の年ではないかと思っております。何故なら、「不可能を可能にする、ミラクル」を表す「天王星海王星コンジャンクション」がタイトにあるからです。

天王星の公転周期は約８４年、海王星は約165年ですから、ざっくり150年に一回ぐらいの周期でしかコンジャンクションしません。それだけ貴重な世代であり、今後30代に近づくにつれてますます本分を発揮してくれる世代と考えております。

というのも、２５歳から35歳の間は年齢域が太陽になって、自分の本来の使命に目覚め始める時期だからです。大谷選手のように、プロスポーツ選手は目立ちますが、同世代の人々も今年２８歳くらいですから、土星リターンが近づいてきて、自分を見つめなおして自己脱皮すると、社会的に大きく活躍できるのではないかと考えております。

では、大谷選手のホロスコープを示します。

月に関しては生まれ時間が不明ですが、社会的活躍に注目するために12時00分（正午）としました。

まず、太陽ですが蟹座12度「中国人女性が世話をする赤ん坊のオーラは、偉大な教師の生まれ変わりであることを示している」蟹座13度「親指に特徴ある手はあくまでも努力を主張する」であり、蟹座12度は、大谷選手の大物ぶりを示すとともに、特定の分野での成功を示しています。13度は、非常に意志の強い人物を表しており、この度数は従来のフィールドワークでは現実が非常に困難になるのですが、大谷選手の場合は、件の天王星海王星合に加え、様々な天体の好配置に恵まれているため、非常に突出したまれな個性として輝くことが出来るホロスコープと読めるのです。

ひとつずつ解説していきます。

太陽に関係する配置として、土星と木星とグランドトライン（大三角）を形成しています。特に仕事や収入、幸運に関する木星土星と大三角を築いていることが、大谷選手の特徴として挙げられるでしょう。土星のサビアンはうお座12度「イニシエーションを前に弟子がテストされている」とうお座13度「多くの戦いで使われた古代の剣が、美術館に陳列されている」であり、合わせて読むと「試練に打ち克つカリスマ」と読めます。この土星のサビアンが太陽とタイトに120度で吉角なので、太陽の運勢を後押ししているのです。

木星は蠍座4度「一人の若者が祈祷の儀式で点火された蠟燭を運ぶ」蠍座5度「岩だらけの磯がたたきつける波に耐えている」蠍座4度は文化的なことに加え精神世界、蠍座5度は忍耐などを表し、これは、二刀流をつらぬくことで様々なバッシングに耐えて栄光を勝ち取っただけでなく、そのメンタルの強さや人格の高さまで称賛される大谷選手のすばらしさを表していると思います。

次に、ドラゴンヘッドと冥王星がコンジャンクションをしています。これは、今世の使命がはっきりしている、しかも運命の後押しを良くも悪くも受けるという風に取れます。

ドラゴンヘッドのサビアンは蠍座22度「野生のカモを射止めるハンターたち」、蠍座23度「一匹のウサギが自然霊に換わる」となります。併せて「社会的認知を得、文化的世界（スポーツを含む）で活躍する」となっています。それを冥王星のパワーが後押ししてくれるわけです。

対抗の火星は双子座1度「底がガラス張りのボートが海底の神秘を見せる」双子座2度「サンタクロースが暖炉の前につるされた靴下に沢山のプレゼントをそっと入れる」であり、双子座一度は「新しい世界を知る、知的好奇心」、双子座2度は「純粋さ、プレゼント」となります。双子座2度に関しては悪く出る方もいるようですが、大谷選手の場合、良い方に出ていると言えます。

というのも、天王星海王星のコンジャンクションが、ドラゴンヘッド冥王星ー火星のオポジションを「調停」しているからです。

天王星は山羊座22度「敗北を素直に受け入れることにより将軍は人格の高潔さを示す」23度「戦闘での勇敢な行為に対し二つの賞を受け取る軍人」であり、22度は失敗、挫折を意味し、確かに一時的な挫折はありますが、MVPを取った昨年は人格の高さでも評価されました。そして23度は社会的認知になります。海王星は山羊座24度「修道女になる女性」山羊座25度「高価な東洋の敷物でいっぱいの店」であり、24度は安定した家庭や性格の良さ、25度は自己能力の発揮、才能となります。

実はドラゴンヘッド冥王星ー火星は金星とゆるいTスクエアを形成していて、金星のシンボルが表す獅子座23度「サーカスで、裸馬の乗り手が危険な技を披露する」獅子座24度「内面の霊的成長だけに完全に集中した男が、肉体の表れと清潔さを全く無視した状態で座っている」とあり、23度で運動神経の良さは分かるけれども24度で全く空気を読まない我の強さがみられるので、Tスクエアだけなら完全にただのビッグマウスで終わってしまう所なのです。

ところが仕事師の太陽土星木星のグランドトラインと天王星海王星のミラクル調停により、メジャーでMVPを取り、あのベーブルースの再来と言われるまでになったのです。

では、昨年の投手二けた勝利、ホームラン王争いで注目をかっさらった9月から10月のトランジットを見てみましょう。

ホロスコープ円の外側の緑色が2021年9月9日のトランジットになります。

このとき、なんと、ネイタルの天王星海王星コンジャンクションにさらに「究極」を表す冥王星がコンジャンクションしています。さらに、トランジットのドラゴンヘッドが火星月にコンジャンクションしています。

こうなってくると、昨年のMVPの活躍は「奇跡を起こすために天が初めから定めていたこと」と捉えてもおかしくない、と言えば言いすぎでしょうか。

私は、大谷選手は正に人間の可能性を示すために天が遣わした偉大な選手と考えています。人類を鼓舞して人々に希望を持たせるヒーローと言えるでしょう。

今年は星回り的に昨年ほどの奇跡は見込めないまでも、是非活躍してほしいものです。

このように、1994年ごろに生まれた方は、星回りをうまく生かせば「奇跡」を起こすことが可能なクリスタルチルドレンです。それぞれがご自分の力を発揮して、人間の可能性を見せていくことで、周囲に希望を与える使命を持っている星回りと言えるでしょう。今後も楽しみな世代です。