サロン開業は副業でも出来る？

サロンと一口に言っても、ネイルサロン、脱毛サロン、エステサロン、マツエクサロン、整体サロン、よもぎ蒸しサロンなど、かなり多岐にわたります。

サロン用の物件も同様に、「タダ（無料）」「数万円」「10万円台」「20万円台」と、色々な選択が可能です。（それはまた別の機会にお話します）

運営についても、貴方が1人で週5日間運営する本業タイプもあれば、週末だけの趣味と実益サロンにするタイプもあります。

もしくは、スタッフを雇用して司令塔に徹し、電話やLINEでスタッフに指示して貴方自身はサロンに入らないタイプ…（私はこのタイプになります）、こんな感じで色々なスタイルがございます。

また、オールハンドのサロンを運営するのか、機器を導入するのか、その機器は一括購入なのか、分割払いなのか、レンタルやリースなのかによっても、かなり費用が変わってくるので、もし貴方がサロンビジネスを開業したいと思ったら、まず、そのへんからサロンの骨格を決めていく必要はあります。

ただ結論から言いますと、安く済ませようと思ったら50万、いや10万円からでも開業は可能です。（勿論、サロンの業態・規模にもよりますが…）

つまり、ネットショップを開業するレベルの感覚でオープンできるわけです。

そんな風に考えると、万一失敗しても大したダメージではないですよね。

とは言え、自己資金でなんとか開業出来る方も、ゲーム感覚でもいいので、200～300万円くらい融資を申し込むことも良いと思っています。

この時点で「いや、借金はしたくないです」という貴方は間違っています。

そもそも貴方に融資するかどうかは相手が決めること。

まだ貸すとは言ってません。

それに貸してもらえるという事は、金融機関が貴方と貴方のビジネスを評価してくれたということなのです。

私は常にドーンと融資を申し込みます。運転資金として300万円もあれば十分でも、とりあえず毎回1000万円で申し込むのです。

万一、借りられれば、それだけ信用されたということであり、通帳残高と私の心にもかなり余裕が生まれます。（これを、たくさん借金したと不安に思う人は起業家に向いていません）

商売をして成功するためには、何かあった時のために、ある程度「運転資金」があった方が安心です。（現金が底をついた時、事業はストップしますから）

矛盾していると思うでしょうが、資金が厳しくなったときは金融機関はお金を貸してくれないのです。火の車の事業に貸しても怖いですからね。

まだ開業していない事業なら「申し込み者の人柄・ヤル気・事業計画」で判断して融資するわけですから、創業融資の方が借りやすいんです。

それに、もしたくさん借りることが出来たとしても、「こんなに資金を使わなかったなぁ」と思えば、一括ですぐに返せばいいだけのこと。

借りたらずっと返さずに持っている必要はないのですから、軌道に乗った時点でサッサと早めに大半を返してしまいましょう。

それによって金融機関の評価は更に上がり、次回融資を受ける時に借りやすくなります。（5年60回払いで融資を申し込んだのに、もうこんなに早く繰り上げ返済してくるなんて、非常に信用できる経営者だと思われるわけです）

そう考えたら、自分の信用や評価を試すつもりで、融資の申請はしておくべきだと私自身は思っています。（借りても、使わなきゃいいんですから）

通常の商売を開業しようと思ったら小さな商売でも最低700万～800万円。

フランチャイズに加盟をしようと思えば加盟金だけで300万円、その他色々な名目（開設準備金、プロデュース費、研修費、保証金）で更に数百万は取られ、他に物件取得費や内装工事費、様々な機材や備品代がプラスされます。

それだけ資金を出しても閉店する店はたくさんあります。

いかがでしょう？

そう考えると、この程度の初期投資で夢のサロンが持てるなら、安いものだと思いませんか？

1つのサロンからスタートし、いずれは複数のサロンで100万の利益を得る。

アフィリエイトで毎月コンスタントに100万稼ぐより、メルカリで毎月100万利益を出すより、私はずっと楽だと思っています。

あとは、「成功するエリア（立地）はどういう場所なのか」、

そして「何の業態を選べば成功の確率が上がるのか」、

初期費用で大きな割合を占める物件に関しても、「格安で優良物件を選ぶノウハウ」…そのへんが非常に重要になってきます。

脱サラ、独立開業など本業での起業も素晴らしいと思いますが、アパート経営や民泊経営と同じような感覚で「副業」としての経営もいいと思いますよ。

それが出来るのが「サロン経営」です。

それではまた★