ナスの栄養素をたっぷり摂りたい時に知っ得こと

記事
美容・ファッション

『ナスの栄養素をたっぷり摂りたい時に知っ得こと』



体質分析&マインドフル食事法を提案する米国NTI認定栄養コンサルタントの美鍵(ミキー)です
miki091903.jpg

『ナス』といえば、“自称昭和の貧乏家族”だった我が家の食卓では、夏場になると麻婆茄子や茄子の肉詰め、茄子の天ぷらなどで



食の好き嫌いだらけだった私が『美味』と思うレシピから好む野菜の1つでした



加熱することで、ほのかな甘みと柔らかくトロッとした食感になる『ナス』
は味噌汁の具としても好きだった記憶があります


『ナス』の種類



『茄子』といえば、細長くて紫紺色のものが昭和の時代の『茄子』でしたが


米ナス(緑色のヘタで丸っこくて大型)
水ナス(大阪の岸和田市特産 アクが少ないので漬物として有名)
青ナス(皮が硬いので加熱必須 焼きなすにぴったり)
白ナス(紫色素も葉緑素も含まない加熱でとろーり食感に)
ゼブラナス(白と紫のシマウマ模様でイタリアナスとも呼ばれる)


など、色も見た目もいろいろな品種が存在するのを知ったのは、私の場合は成人後だったと思います(笑)




新鮮な『ナス』の見分け方



特有の紫紺色が均一でツヤのあるもので、ヘタのトゲが鋭く尖っていて反り返っていない切り口の白いものが新鮮



古いナスはカットすると、中身の白い部分(実)がフカフカになっていてタネが黒く見えます(腐っているわけではないので食べられます)



他に低温障害を起こしたナスは、茶色くふやけてしまうので保存方法にも注意が必要です



『ナス』の保存方法



『ナス』の保存方法としては、風に当てなければ、常温でも2〜3日保存可能です



冷蔵庫で保存する場合は、冷気に直に当たってしまうとしぼんでしまうので、新聞紙などに包んでポリ袋に入れて野菜室に保存



『ナス』の旨味アップ方法



『ナス』をより美味しく食したい場合の、ざるに並べて天日干し(2~3時間の半日干し)で旨味がググンとアップ


ナスは水分を多く含みます(100g中93.2g)が、水分を飛ばして乾燥したものは長期保管も可能で



使うときに水に戻してから料理の具材になります



『ナス』のアクが少ない時期は?



『ナス』といえばヘタや果肉に含まれる特有のアクがありましたが、最近のナスは品種改良でアクは少なくなっていて(そう言われると子供の頃食べたナスとは違うような・・・はてさて)



6〜9月が旬(今の季節の夏秋ナスは茨城、栃木、群馬のような関東圏)の『ナス』でいえば



6月付近一番苦みやアクが少なく、これからの季節の8〜9月はアクがほんのり感じられます



『ナス』のアクは大切?



ただしこの『ナス』のアク(えぐみ)というのは、実はポリフェノールの1種のクロロゲン酸であるため



強力な抗酸化作用による美肌アンチエイジング、ダイエット効果が期待できるため、



紫外線が強いこれからの季節のナスアクがある方が栄養素的には嬉しいということになります



他にもアクを多く含むヘタの部分の民間療法として黒くなるまで焼いたもの粉末状にして、腹痛や食あたり歯槽膿漏予防(歯茎に塗る)としても利用できます(煮出し汁でうがいで口中炎症にも有効)




ということで今回はこれからの季節食べたい夏野菜の『ナス』の栄養素の嬉しい情報から残念な情報、さらに対処方法まで深掘りしてみました



『ナス』の栄養素


まずは『ナス』の栄養素をチェックしてみますと


可食部50gあたり

カロリー     11kcal
タンパク質    0.55g
炭水化物     2.55g(糖質1.45g 食物繊維 1.1g)

ビタミン
ビタミンB1    0.025mg
ビタミンB2    0.025mg
葉酸       16μg
ビタミンC     2mg
ベータカロテン  50μg

ミネラル
カリウム    110mg
カルシウム   9mg
マグネシウム  8.5mg
リン      15mg
鉄       0.15mg
マンガン      0.08mg



『ナス』は水分が90%以上なのでダイエットのお供に




ナスの成分は90%以上が水分のため、カロリーはかなり低いのが特徴でもあり、糖質制限ダイエッターさんカロリー制限ダイエッターさんなど



世の中のダイエッターさんに嬉しい夏のダイエット野菜でもあります



ただし他の野菜よりもビタミンやミネラルの含有量も少ないため、ビタミンやミネラルを多く含む他の食材と一緒に摂ることも大切になってきます



『ナス』の紫紺色の栄養素といえば




ナスといえば、紫紺色からみて栄養素をたっぷり含んでいそうな見た目ですが、


この皮の部分にはポリフェノールの1種ナスニン(アントシアニン系色素)が含まれています



ナスニンは、ブルーベリー同様に、


●眼精疲労
●視力回復
●悪魂活性酸素の抑制(ガン予防)
●動脈硬化予防(血中LDLコレステロールを下げる)
●高血圧予防



と年齢とともに気になる症状が羅列しているためアンチエイジング世代は是が非に摂りたい食材でもありますが



そんな『ナス』にも難点がありました



『ナス』のイタイ難点



『ナス』は是が非に夏に摂り入れたい栄養素を含みつつ、非常にイタイ難点があります

この続きは購入すると読めるようになります。
残り:3,909文字 / 画像3枚
ナスの栄養素をたっぷり摂りたい時に知... 記事
美容・ファッション
500円
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す