疲労は肉体ではなく脳から?「脳疲労」が原因

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疲労と聞くと、運動後など筋肉を使いすぎて、肉体に何かしらのダメージが残ったり、エネルギーが不足しているというイメージがあるかと思います。

しかし1日中座ってパソコンを打つなど、外出せずに家の中でしか活動しない場合でも、「体がだるい」「疲れた」と感じることがあるはずです。体を動かさない場合でもなぜ疲労を感じるのでしょうか。

最近の研究では、人の疲労のほとんどは脳に由来するものだと分かってきました。それが「脳疲労」です。

【脳疲労のメカニズム】

脳疲労のカギとなるのは、「自律神経」と「活性酸素」です。

●自律神経
体を正常に動かすための司令塔のようなものです。
例えば、運動を始めると、心拍数が上がり、呼吸が早く大きくなる、体温の上昇を抑えるために、発汗する。これは自律神経の働きによるものです。

●活性酸素
呼吸で取り入れた酸素が体内で変化したもので、他の物質を酸化させる力が強くなった酸素のことです。活性酸素は、強い殺菌作用によって体内に侵入してきたウイルスや細菌などを攻撃して退治したりと、体にとって重要な働きがあります。しかし、体に適量を超えてしまうと、健康な細胞を攻撃してしまうことがあります。

自律神経が通常よりたくさん働くと、脳の自律神経の中枢で、活性酸素が多く発生します。この増えすぎた活性酸素が神経細胞を傷つけ、自律神経の機能が果たせなく、脳のパフォーマンスを低下させます。これが「脳疲労」です。

【疲労感のメカニズム】

体がだるいなどの疲労感は、疲労因子FF(ファティーグ・ファクター)と呼ばれるタンパク質の働きによるものです。

活性酸素が脳内の神経細胞などを攻撃すると、細胞から老廃物が排出され、その増加によって疲労因子FFが発生します。それが脳に作用し、疲労感が生まれます。そのため、脳疲労が起きると、疲労感も発生します。

【脳疲労の原因】

脳疲労の原因は主に以下の4つがあります。
これを正常にすることで、脳疲労を軽減することができます。

●ストレス
●睡眠不足
●不適切な食事
●乱れた生活習慣(過度な運動不足)

脳疲労を軽減するには、自律神経の負担を減らす・正常に働かせることが何よりも重要になります。体のコリ程度でも自律神経に負担がかかります。
今後この改善方法をブログに書いていこうと思いますので、ぜひ読んでいただければと思います。

心も体ぜひ健康に。皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。

絲(いと)

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