今知らないと後悔する歯を失わないための知識

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あなたは歯医者に定期検診に行っていますか?
歯が痛くなったら歯医者に行く、くらいの人が多いのではないでしょうか。しかし、その場合、将来大変な後悔をする可能性が高くなってしまいます。
ここに1つのデータがあります。
80歳の時点で残っている歯の本数が平均どのくらいかご存知でしょうか?
・定期検診に行っている人・・・15.7本
・歯が痛くなった時だけ歯医者に行く人・・・6.8本
歯が痛くなった時だけ歯医者に行く人は80歳になるとなんと上下合わせて7本程度しか歯が無くなってしまうのです。
きちんと定期検診に行っている人は平均15.7本ですので倍以上の差が生まれてしまうんですね。
高齢者向けのアンケートでは後悔したことのランキングで「歯を失った事」が1位でした。
「若い頃、ちゃんと定期検診に行っておけばよかった」
と皆さん後悔されてるんですね。
歯を失うと人生の大きな楽しみである食事の楽しみが大きく損なわれます。食事は毎日のことです。
毎日、食事の度に
「ああ、きちんと歯医者に行っておけばよかったなぁ」
と後悔してしまいます。
そうならないためにも、定期検診は必ず行くべきなのです。
とはいっても、
「どうして痛くもないのに歯医者に行かないといけないの?」
と思われる方も多いのではないでしょうか。
実際、日本では定期検診に行く人割合は驚くほど低くたった6%となっています。
しかし
「なんだ、みんな行ってないんだ。じゃあ私もいいや」
なんて思わないでくださいね。
この定期検診に行く人の割合は日本は他の先進諸国と比較して著しく低いのです。

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【先進諸国の定期検診を受けている人の割合】
・スウェーデン・・・90%
・アメリカ・・・80%
・イギリス・・・70%
・日本・・・6%
【先進諸国の80歳代での残存歯数】
・スウェーデン・・・20本
・アメリカ・・・17本
・イギリス・・・15本
・日本・・・7本
どうでしょうか。定期検診率がそのまま残存歯数に直結していますね。
アメリカは国民皆保険制度が無いため、この結果は意外に思われるかもしれませんが、保険に入ってないからこそ悪くなってから歯医者に行くと治療費がとんでもなく高くなってしまうため、歯が悪くなる前に予防しよう、という考え方の人が多いといわれています。
またアメリカでは喫煙している人や太っている人はだらしないと見なされ出世しないと言われていますが、これは歯も同じで、歯が汚い人は生活態度が悪いと見なされ、評価が低くなってしまうため、歯への意識が高いのだと思われます。
歯への意識への高さが将来の残存歯数にこれだけ影響するのはおわかりいただけたでしょうか?
現在の日本では残念ながら歯が痛くなったり、歯茎からの出血などのトラブルがおこってから歯医者に行くことがほとんどです。
しかし、歯周病は自覚症状がほとんどないまま進行していることが多く、自分で自覚した時にはかなり悪化していることが多く、時には抜歯しなくてはならないこともあるのです。
そうならないためにも定期検診に行くべきなのです。
定期検診といっても毎月いかなくてはいけないわけではなく、口腔内の状態にもよりますが、きちんと定期的に行っていれば年1,2回ですんでしまいます。
もし異常が発見されても早期発見、早期治療できますので、金銭的にも大きな負担にならないことが多いのです。
「何も悪くないのに歯医者に行ってお金を払うのはちょっと・・・」
と思われるかもしれませんが、実は
歯医者の定期検診を受けている方が生涯の総医療費は安くなる
ことがわかっています。
虫歯や歯周病が進行してから歯医者に行くと何度も歯医者に通わなければいけませんしそれだけ多くのお金と時間が必要になります。
また、口腔内の健康と身体の健康は深く関係があり、口腔内の健康が悪化すると身体の他の部分の病気のリスクが高まるのです。
定期検診に行かなければどんなリスクがあるか、今のあなたにどんな歯の病気の可能性があるか、その正しい知識を身につけておかなければあなたは将来高い確率でたくさんの歯を失ってしまいます。
本書で正しい知識を身につけ、歯への意識を高め、歯を失う未来を回避しましょう。
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