こんにちは、ススムです。
私は現在もマスターズ陸上で選手として陸上を続けており、これまでに指導者としてはミャンマーでユースチームのコーチも経験してきました。
今回は「筋線維の特徴と運動効果」について紹介します。
筋線維と無酸素性作業閾値
筋線維から無酸素性作業閾値の関係をみると同じ運動を行った場合でも遅筋線維の多い者に比べて速筋線維の多い者ほど乳酸地が高くなる。
したがって、無酸素性作業閾値が高いということは遅筋線維が多いということである。更に遅筋線維が多いと最大酸素摂取量が大きいです。
筋肉に遅筋線維が多くするトレーニングが全身持久性能力を高める。しかし、瞬発力を伴うスポーツがこのようなトレーニングを行うと逆効果になる。
有酸素性運動と筋線維
筋線維は、速筋線維群だとFG線維(Fast twitch glycolytic fiber)とFOG線維(Fast twitch oxdative glycolytic fiber)があり、遅筋線維群はSO線維(Slow twitch oxdative fiber)がある。
ウォーキングやジョギングだと主にSO線維が動員される。速度を速めジョギングに移るとSO線維のほかにFOG線維が動員される。
マラソン選手のように高度にトレーニングされた人は心拍数が上がっていても定常状態を維持できるようになる。こうなるとFG線維も動員される。FG線維が有酸素運動に動員され、繰り返しトレーニングされると、FOG線維的要素をもつようになり疲労しにくい筋肉が出来る。
まとめ
トレーニングに関して何かあったら知らせてください。
また、何かあったら紹介したいと思います。
質問などがあれば気軽にコメント下さい。
以上が今回のブログとなります。
読んで頂きありがとうございます。
また次回お会いしましょう。