占いで『変われるもの』はあるのか?

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占い
昨日は、ヘリオセントリック(太陽視点の星占い)の盤面では、水星と天王星が向かい合う会合が発生しておりました。

・より良くするために考える。情報を集める。検討する。
・変化を追い求め計画を練っていたが、問題点を見つける。
・新技術、新しい画期的な企画を発案するも、SNSでトラブルが起きる。

などなど、“どうにもならない今を、より良くするために情報を手に入れよう”と考えることは、ネットから情報を気軽に手に入れられるようになった今の時代では、至極簡単なことに思えてしまいますね。


けれども、無料の情報というのは、誰かの焼き増し。
拡散されて歪んでしまったり、ツギハギだらけのものも多く、ぴったりとアナタに当てはまることは、なかなか見つけられないのかな、と思います。

少し前までは、本当に自己啓発が流行りましたね。

凄い目標、凄い能力、凄く社会で評価される人間を目指す…

一時的に努力するには良いかもしれませんが、そもそもそんな行動に向かない人もいますから、一部のビジネスマンや、個人事業主、就活生に人気となりました。

スピリチュアルブームは「楽しむ人」と「すがる人」が同居する世界

それでは「占い」とはなんなのか。

遥か昔はなくてはならないもの…政治、学問、医療と発展し、人々の生活に当たり前に存在していました。

現代でも、気軽な太陽星座(生まれた時、あなた太陽がどの星座にいたか)での運勢チェックは、テレビや雑誌、スマホで見られますが、一日を「占い」に頼り切って過ごす人は、なかなかいないのではないでしょうか?

けれども恋愛や金運になると、すがるように「占い」に駆け込む人が現れます。
悲しみや苦しみを取り除こうと、見えないものの力を頼りにしてしまう気持ちは誰にでもあるのでしょう。

確かに一時、その辛さを癒やし落ち着かすためには良いと思うのですが、本当に「乗り越える」とか、「忘れる」ためには、本人が現実を動かさなければいけないのです。

“あの時〇〇だって言ったのに!”
“私は〇〇だと思っているのに、この結果はおかしい!”

ここには、その人の願望が隠されています。

「〇〇だって言ったのに!」という裏切られたという被害者感情は、「占い」を受けるだけで、状況が好転すると、『他力本願』になっているから。

人の感情や、金銭を願っているとして、「占い」で現実を直接変えられるということは、できないものなのです。

相手の感情は、相手のもの。
金銭は物質。エネルギーではないからこそ、生み出したり手に入れる行動、仕組みを、肉体を持つアナタ自身が行わない限り、触れることができないのです。

おかしい。違う。→本当に望んでいることがあるのだと、そこでしっかり自分の内面に目を向けてみましょう。

不満。怒り。悲しみ。
みんな、その原因をあなたが正しく認識できない(妨害されている)からこそ起こるもの。

・自分を許すこと。自由にすること。
・相手は変えられなくて当然であること

この2つの世界の仕組みを理解した上で起きる不満や怒り、悲しみは、アナタが次に何をすれば解消されるのか、導き出すヒントになるはずです。


これこそが“気づき”であり、その違和感、感情は、『魂』からのヒントかもしれません。

「起きること」は必然であり、魂の業。
だけど「起こすこと」は、いつでもアナタの意思で、自由にできること。

「占い」にアナタを委ねてしまうということは、アナタの願望、希望を手放してしまうことと同義なのです。


『占いはただのツール(道具)』


アナタの「魂」の感覚を頼りに、たまに方向や天気を調べるように、私の「占い」も使っていただけたらと思います。
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