校正というもの

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コラム
校正って、「なんか文章の間違いを直すもの」くらいのぼんやりしたイメージしかないという方は多いのではないでしょうか。
そして、そのイメージ通りの仕事です。

人というのはとにかく間違う生き物ですから、
ある程度の予算をかけて作られるもの、ある程度きちんとした出版会社・印刷会社を通して作られるものは、通常は校正という作業が入ります。
私自身、校正の学校に通い、技能検定にも合格したのち、印刷会社で校正の仕事をしていました。

文章を見て間違いを直すだけなら誰でもできそうだと思う方も多いと思いますが、たとえば料理だって、やろうと思えば誰でもある程度はできるけれど、やっぱりプロの料理人は明らかに違うものですし、校正も、それと同じです。

「間違っている漢字を訂正する」なんていうのは、初歩の初歩です。それこそ誰でもできます。
「二百ページ前ではひらがなで表記されていた単語が、ここではカタカナ表記になっている」
「微妙に、こことここの空白の幅が揃っていない」
なんていうのをほぼ瞬時に察知できるように、プロの校正は訓練されています。

私は現役時代は、地方公共団体や警察署や消防署などの制作物を主に担当していたので、校正も緻密さを求められていました。
いい加減な校正をして返すことはできないので、おかしなところがないかを血眼になって探します(これって要するに人の粗探しをする仕事だなと思いながら)。

個人でブログに書く日記とかなら、別に誤字があろうとレイアウトが多少揃っていなかろうと構わないと思います。
でも、たとえば論文のようなものとか、あるいはどこかに投稿する小説とか、そういったものに関しては、わずかな瑕疵が全体の完成度を大きく左右します。
「自分で書いたものは自分が一番分かってるし、ミスなら自分で読み返せば見つけられる」と思われるかもしれませんが、自分のミスこそ何度確認しても見つけにくいものです。

せっかく頑張って書き上げた文章に、誤字や統一されていない表記があちこちにあるかと思うと、ちょっと不安になりませんか?
私に任せてもらえれば大丈夫です!
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ご依頼お待ちしております。



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