エリザベス2世の紫微斗数

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出生名  エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・ウィンザー

敬意と追悼の意を込めて

エリザベス女王は、1952年から2022年までの70年間、イギリスの女王として君臨し、英国王として在位した世界史上最も長寿の女性元首でした。

紫微斗数の主星は武曲星と七殺星、共に武将の星です。勇ましく、厳格な雰囲気を漂わせる星です。かなりの負けず嫌いで、白黒明確でないと気が済みません。側に天姚星がいるので可愛らしさがあり、強い部分を和らげてくれます。

そして、反対側の宮には、天府星がいましたよ!天府は女王の星です。天府の側には、文昌星、天鉞星がいましたから、まさに、生まれながら女王になる運命でしたね。けれども、命盤には王位を継承するのを悩まれていたことが現れています。

そんな中でも、女王は国を守る為、国民を守る為、自らが率先して軍隊へ入隊したことがありました。若きその姿に非常に感銘を受けたのですが、それもそのはず、命宮に武将の星を二つもお持ちだったのです。

武曲、七殺は戦いの星ですから、女王は身体が丈夫で体育会系でした。
90歳を超えても乗馬をされていましたね。
そして何より強い精神をお持ちでした。

チームワークを重んじており、個人プレイよりチームプレイでその力を発揮していたのです。逆境にも強く、苦難にも滅げず、様々なことを乗り越えてきました。一度やると決めたことは、最後までやり通す意志の強さ、働き者の姿を星からも読み取りましたよ。

生涯、7回に渡るスピーチも印象に残っています。第二次大戦、ダイアナ元皇太子妃の死去、新型コロナウイルス感染拡大などの危機の中、国民を励まし、勇気付けてきたのです。

女王は勇敢で、独立心の強い、いわゆる開拓者でした。常に動き回っていたのは、公務のためだけでなく、自身の星の宿命なのでしょうね。外交も本質的に向いていましたよ。本来、家の中にいるよりも外へ出ることで運気も上がる方なのです。

そして、是が非でも自分の信念を貫き通すエゴイスティックな一面も持ち合わせていたようです。女王はとても現実的な方でした。それ故に、現実的な言葉を好んでいたようです。

「あなたは世界一の君主です」と、誰かが言おうものなら、
「本当に世界中の君主を調べてから言ってるの?」と、鋭いツッコミが入ったことでしょう。礼節を重んじる女王には、軽々しい言葉に聴こえてしまうのでしょうね。

そんな女王も、感情表現がハッキリとした方でした。泣くときはメソメソせずに、ドワっと泣かれたことでしょう。ドラマチックな行動も好きです。突然、一般市民の結婚式に出席されたこともありましたね。

この行動は、女王の官禄宮(仕事の宮)にもよく現れています。
ここには、紫微星と破軍星がいます。紫微は王様の星、紫微斗数14主星のトップの星です。そして破軍は、武曲、七殺と共に紫微斗数三代武将の星と言われています。

女王は、仕事の宮にも武将の星が入っていたのです。
これはもう、敵無しです。

人の上に立ち、古い体制を壊して、新しい改革をされてきたのです。そして、紫微と破軍の側には天喜星がいましたから、女王の持ち前の品格と清楚さも良く現れています。この宮には、長きに渡り君主を務め上げた条件が兼ね備えてありました。

最後に、女王の吉方位を見ましたら、東でした。
ロンドンから見た日本は東に位置します。女王から見た日本は吉となる方角だったのです。勿論、ご存知なかったと思われますが。

女王を知れば知るほど、その偉大さ、寛容さを感じられます。心に残るスピーチは忘れられません。長きに渡るご公務、大変お疲れ様でした。


故、エリザベス2世のご冥福を心よりお祈りいたします。






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