日本では、十干、十二支で歳を数えています。
例えば今年生まれた人は、『辛 丑(かのと うし)』の人ですが、
今年、還暦を迎える人も、『辛 丑(かのと うし)』の人なのです。
十干、十二支には、60通りの組み合わせがあります。
この『辛 丑(かのと うし)』の組み合わせが、次に巡って来るのは、
60年後です。これが、還暦です。
還暦を迎えると、またゼロから新しく人生が始まるのです。
いわゆる人生のセカンドステージですね。
十干(じゅっかん)は、数を数える目安のもので、
十二支は、お馴染みの、干支(えと)のことです。
自分のエトは皆当たり前のように知っていますが、
十干(じゅっかん)については、あまり意識していないと思います。
十干、十二支にはそれぞれに意味があり、
同じ干支同士でも、十干が違うと、その人なりも違ってきます。
今年の干支の牛には、誠実で力強い、と言う意味がありますが、
十干は全く違う意味を持っています。
今年2021年の十干は、辛(かのと)です。
辛は、きらきら光る宝石、ハサミを意味します。
12年前の2009年の十干は、己(つちのと)です。
己(つちのと)は、大地、田畑を意味します。
十二支は12年に一度、巡って来ます。
子 丑 寅 卯 辰 巳 午 羊 申 酉 戌 亥
ね うし とら う たつ み うま ひつじ さる とり いぬ い
十干は10年に一度、巡って来るのです。
甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛
きのえ きのと ひのえ ひのと つちのえ つちのと かのえ かのと
壬 癸
みずのえ みずのと
あなたが還暦を迎える時、生まれた年の十干、十二支が再来します。
還暦から、次に同じ十干、十二支の年が来るのは、さらに60年後なのです。
60年に一度きりのこの年は、とても感慨深いものですね。
あなたのセカンドステージ、仕事に生きますか?
それとも、趣味に生きますか?
いずれにしても、誰かと共に生きますよね?
人は一人では生きられませんから。