タイで働くってどんなものか?

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皆様あけましておめでとうございます。
私は去年末に親戚のおばさんが転んで手首骨折してしまい、
おばさんのパート先が年末の繁忙期ということもあり、
猫の手も借りたい!状態のこんな時に。。。だったので、
みみずくの砦の電話占いは夜しかやらないから、じゃあ代わりに手伝いに行こうか?
 と言う流れで食品工場のアルバイトをおばさんの代わりに入りました。
で、大晦日も元旦も日中は食品工場でアルバイト。
 約束は1月4日までのはずが、おばさんの手首はまだ完治せず。しかも食品工場の方もおばあちゃん年齢のところに筋肉質のおばさんが助っ人に来たため、力仕事も出来る、数名いる外国人従業員の人にも英語が話せるので今まで曖昧だったコミニケーションがはっきりした!とのことで「このままお願い!」となってしまい、辞めないようにか、妙に全員優しく接してきます。
 考えようによっては、今までジムにお金払って運動していたのが、工場でお金をもらって運動している状況に変わっていて、かなりオイシイ状況に間違いありません。

 そんなわけで去年の3−11月ごろまでの状況から一変して、朝10時に起きて朝食、ポイ活、11時半出勤、夕方に帰宅、スーパーに買い物に行くか、そのままジムに行くか?帰宅して夕食、21時から電話鑑定、24時半終了、26時までポイ活と翌朝のご飯の仕込み、就寝、な忙しい生活に変わりました。

 それで食品工場なのに、食品製造はもとより、流れ作業なので、その流れてくる機械自体の不具合とか見つけて、部品バラして洗ってまた組み立ててみたり、と「私ってこういうことまでできるのか!」と自分自身の能力の引き出しに驚いてたりしつつ、同時に感じるのが「ここの工場、タイだったら絶対、従業員定着しないだろうなー」と言うこと。

 タイで働いた経験、または商談に行った経験があれば共感してもらえると思うのですが、日本人が当たり前にできることが「出来ないですが、それが何か?」なところが多々あります。
 まず遅刻、無断欠勤当たり前。(もちろんこれは人によります)
真面目な人であっても、交通事情が最悪で大渋滞、電車が止まる、で時間通りに出社できないことだって当たり前。

 それからオフィス勤務で、接客しなくて良い部署なら、お菓子、朝食食べながらの仕事は許されます。勤務中に自分のスマホ見て、ラインで友達と私的なおしゃべりしながら業務でも許されます。

 ショッピングモールなどで、タイ人の店員さんがお客さんがいない時は自分のスマホをいじるとか、袋に入ってる果物をつまみ食いするとかもお店によっては全く問題なし!(さすがにビトンとかシャネルとかの一流ブランドショップや4−6つ星ホテルレセプションは許されませんが)それを見て怒るお客さんもいません。

 また、タイ人は結構すぐに仕事を辞める傾向が強いです。
その理由に「飽きた」と言うのがあります。自分に正直、自由すぎる意識に戸惑うことも多かったですが、在タイ10年を越える辺りには、いっそ清々しさを感じることさえありました。

 それでいて、なんでタイに多くの日本人が住んで、働いているの?
と言えば、結論は「楽しいから」でしょうか。
もう毎日がドリフの世界にいるような感覚。そして職場ゴシップも娯楽級でしたね。

 今でも強烈に覚えているのが、私が働いていた職場でレズビアン同士の「トムボーイ彼氏(全然カッコ良くなかった!)」を獲った!盗らない!のつかみ合いのキャットファイト。
 社内恋愛当たり前。職場不倫も当たり前。入社すればその日のうちに即恋愛対象は異性か?同姓か?両刀か?と聞かれ、どこの職場でもオールジャンルで誰かが存在してました。
 本当に楽しかったですね。

 タイで働きたい!と占いとは別に相談もよく受けますが、現地の日系企業、日本人企業であっても半分以上はブラック企業なので、どうぞお気をつけて。
逆に外資系の方が最初にガチガチで雇用契約を結ぶので、ハードル高そうに見えて入ったら楽に感じるかもしれません。

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