講演経験豊富な科学者が解説!Photoshopアルゴリズム入門【クイック選択ツール編】

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ご覧いただき、ありがとうございます。
この記事では普段デザイナーさんが使用しておりますAdobe Photoshopについて、「ソフトの中でどういう動作をしているんだろ〜」と気になる方のために、そのアルゴリズムを解説していく内容になっております。
そのため、デザイナーの方はもちろんのこと、アルゴリズムという言葉に反応するプログラマーの方にも楽しんでいただけるものとなっております。

▽『講演経験豊富な科学者が解説!Photoshopアルゴリズム入門』の今までの記事
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【基礎編】こちらは無料です。
【自動選択ツール編】
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今後も執筆予定ですので、フォローいただければ幸いです。

今回はPhotoshop内ツールの『クイック選択ツール』について解説していきます。
以前に『自動選択ツール』についてもお話ししましたが、その違いについても説明していきます。

物体を見つける方法


まず機能の説明をする前に、基礎の部分から学びましょう。
例えば以下の画像をご覧ください。
image1.jpg

竈○禰○子ではありません。
この画像を見て女性はどこにいるか分かりますか?
「バカにするな、真ん中にいるじゃないか!」
そうですよね。
すみません、バカするつもりはないんです。
もちろん真ん中ですよね。

では、コンピューターが判断する時にどうやって見つければいいのでしょう?
僕らは無意識に判別できてますが、どのように見つけていますか?

まずはが違いますよね。
周りは白いのに、女性の部分は黒ですよね?

では、こちらはどうでしょう?
image2.jpg

もちろん真ん中に女性がいます。
でも、先ほどの画像と比べて、「周りとは色が違うから」とは言いづらくなりましたよね。

コンピューターならどうするか


前述しましたが、色とは言いづらいこともあるんです。
先に結論から言うと、人間は物体の輪郭を見つけて、「これは女性」と判断しているんです。
人間の目は優秀なので、色が多少似ていても、脳が補完(予想)してくれて見つけることができるんです。
しかし、頭の固いコンピューターはそういうわけにはいきません。

コンピューターならまず…
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