2020年12月に起こったGoogleアップデートの影響と傾向、これからの対策について

記事
ビジネス・マーケティング
2020年12月4日、Googleのコアアップデートが実施されました。
その結果、多くのブロガーやサイト運営者に影響が出始め、中には大きく検索順位を落として肩を落としてしまっている方もいるのではないでしょうか。

実際に私の周りでもそのような声を挙げている人がいたり、検索順位を元に戻す方法を相談されたりします。

今回のアップデートは2020年5月に行われたコアアップデートから約7ヶ月ぶりの大きな変化で、順位の変動幅は前回よりも大きいと言えます。
私のサイトでも順位が大きく変動しましたが、実はほとんど検索順位が上がっています。

本記事では、2020年12月に行われたGoogleアップデートで私のサイトにどんな影響があったのか、そしてそれから考えられるアップデートの傾向と対策についてご紹介します。

私のサイトへはプラスの影響が働いた

結論から言うと、私が持っているサイトで大きく順位を落としたサイトは存在しません。ほぼ検索順位は横ばいで、中には順位が跳ね上がったものもあります。

1.jpg

結果的に12月に入ってから、従来のアクセスの約2.5倍ほどの流入数になりました。

今回順位を落としたサイトの傾向

私のクライアントさん、そして周りのブロガーさんやサイト運営者さんのコンソールデータやサイト内容を見た結果、今回順位を落としたサイトには次のような傾向があることがわかりました。

・キーワードと関連性の薄いページ
・低品質ページが多いサイト
・文字だけで画像が極端に少ないサイト
・EATが低く信頼性の薄いサイト
・比較的作ってから新しいサイト

最後の新しいサイトに関してですが、私が2020年2月から運営していたサイトは検索順位が全く落ちなかった、むしろ上がっていました。ですので、影響力は他と比べて低めです。

低品質なページはどう言うものかというと、コピーコンテンツのような記事の使い回し、お知らせや個人的なブログのような発信。サイトテーマと関連性が高い投稿なら良いですが、それ以外だと完全なノイズとなるのでサイト順位は下落していきます。

私のクライアントさんでもお知らせや個人的なブログみたいなものをサイト内に書きまくっていたのですが、その方のサイトはやはり順位が落ちていました。なので、今はそれを辞めさせるようにしています。

コアアップデートを乗り切るための対策

では、どうすれば今回のコアアップデートで順位を落としたサイトを回復することができるのか。

ズバリ言ってしまうと、「今回順位を落としたサイトの傾向」で紹介した5つの内容と真逆のことをすればいいのです。

具体的には、次の施策をしていきます。

・キーワードと関連性の高いページを作成する
・高品質ページが多いサイトにする
・適宜画像を入れながらバランスの良いページを作る
・監修依頼をしたり、根拠にはエビデンスを載せる

新しいサイトに関してはどうしようもないので割愛しました。

まずはこの4つを取り組んでみて、サイトの検索順位が回復するかどうか試してみてください。通常結果が出始めるまでは3ヶ月くらいの時間を要しますので、焦らずじっくりとサイトを直していきましょう。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す