信頼の構築【恋人/夫婦/人間関係】信じるって何?

記事
コラム
先日ご相談者様とお話ししていて、立て続けに“信頼”の話しになりました。
仕事の同僚や上司部下、友達関係、恋人や夫婦関係においても重要な“信頼”とはどのように築いていくものなのか。

人それぞれの価値観や経験はあると思いますが、本日は私なりに“信頼”を因数分解したいと思います。自分が誰かに信頼されたい時、誰かを信頼したい時、そんな時に参考にしてください。
(大事な話しだと思ったので、今日本当はセフレ脱却のブログを書こうと思ってたんですが、こっちに変えました!セフレ脱却のブログは次回までお待ちください…!←ご相談者様に書くと宣言してしまったのでご報告)

①信用と信頼の違い

└信頼は、信用の積み重ね

似た様な言葉で、似た様な意味を表す言葉だと思われやすいので、同じだと思っている方ももしかしていらっしゃるかも?なこの言葉。

信用→これまでの実績や成果に対して、信じるに足るかどうか
信頼→信用の積み重ねとその人の振る舞いなどから、未来の事に対して期待出来るかどうか

ざっくりですが、この様な違いがあります。

つまり、信用は最短だと出会ってすぐに出来るけど、信頼は時間が経過しないと得ることが出来ないものなんですね。

②信頼は誠意の先にある:自分が信頼されたい時

└信用の積み重ねと誠意が大切

さて、では信頼を得るにはどうすれば良いか書いていこうと思います。

人間は言葉が無いと相手の気持ちを理解する事が出来ません。
しかし、コミュニケーションの9割は非言語(言葉以外)で成り立っていると言われています。
話し方、目線、態度、声、表情などです。
それなのに、多くの人は言葉を重視します。
何故でしょうか?

一番、分かり易いからです。

凄く面倒そうに「分かったよ。明日から毎日電話するよ。」と彼氏が言っても、(本当?凄くめんどくさそうにしてるけど。)と疑うと思います。
だけど、“でも、毎日電話するよ。って言ってくれたし。”と言葉を信じようとします。(=信頼したいと期待する)
そしてその後、彼氏が本当に毎日電話をしてくれるか確認し、その言葉が本当だったかジャッジするのです。
つまり人が“言葉”を本当の意味で信じるタイミングは言葉が発せられたその瞬間では無いという事です。
万が一、毎日電話が出来なかった場合“信用出来ない事をした”と感じ、その結果、次の言動への信頼度が下がるという事です。
まさしく、オオカミ少年の話しです。

誰かが「このドラマ面白いよ。」と言った事に対して、「何それめっちゃおもしろそーーう♪観たいみたい!」と楽しそうに反応する事は誰でも出来ます。
しかし、その後1ヶ月経って聞いても「ごめん、まだ観て無い。」と答え、ドラマが終わった後に聞いても「結局観て無いわ…。」となった場合、相手は(観たいみたい!と言ってた割には、そこまで観たいわけじゃなかったんだな。もしくは、観たいって嘘だったのかな。)と思う様になります。
それが何度も続くと、(あの人の言ってる事って信用出来ないな。)となり、そのまま信頼されなくなってしまうのです。

これが、信用の積み重ねです。
(例では失ってるけど)

そして、信頼されるには信用の積み重ね(=出来事に対する誠意)だけではなく、相手自体への誠意や普段の立ち振る舞いなども考慮されます。
なので、誰かとコミュニケーションをとる時には、出来るだけ誠意のあるコミュニケーションを取った方が信頼されやすいです。

その一例としては、相手とのコミュニケーションに対するスピード感です。

届いた連絡(着信/LINE/メールなど)に、気が付いた時点ですぐに応答する事は相手への誠意です。
一回後回しにする、というのは状況にもよりますが、状況が分からない相手からすると誠意のある行動とは言えません。
人間は、すぐに応答してくれた相手に誠意を感じるものなのです。

ですので、信頼を得たい相手にはなるべく早めに応答する様にしましょう。

e.g.)忙しい時間帯に連絡があった→◎一度すぐに応答する→★後からきちんと改めて返信する
e.g.)注意された→◎一度すぐに謝る(非がある場合は)→改めて内容を確認して今後の振る舞いについて見直し、必要であれば注意してくれた相手に再度連絡をする→★その後改善する

◎の箇所が相手に対する誠意
★の箇所がその出来事に対する誠意

ただ、この誠意という点については人の価値観やタイプによっては不要な場合もあります。
不要な場合もあるけれど、相手がどう考えているか分からない以上は気を付けておいた方がベターなのです。

③結局、信頼するとはどういう事なのか?:自分が信頼したい時

└信じるって覚悟を決めること

覚悟って言葉好きだなぁ、私は。

信用を積み重ね、相手にも誠意を持って対応し、その結果多くの人から信頼されている人というのはいらっしゃいます。
反対に、それが出来なくて信頼されにくい人もいらっしゃいます。
例えそれが誤解であっても。

人間は難しい生き物で、誤解もするし誤解も与えるし、相手の全てを信じる(信頼する)というのはとてもとても難しい事なのです。

相手の過去を知ったり
相手といざこざがあったり
裏切られた事があったり
噂話を聞いたり

相手が誠意を持って対応していたとしても、信頼出来なくなってしまうケースは必ずあります。

信じるってなんでしょう?

ご相談者様からも良く言われます
「彼女の事を信じることが出来ません。」
「彼の言ってる事を信じることが出来ません。」
「部下の事を信じることが出来ません。」

本当の意味で100%相手を信じている人はいるのでしょうか?
いますね、います、いるんですけど、多くは無いと思います。(主観)

だけど、なんとなく不安な気持ちもあるけど、どうしても相手を信じたい時、信じた方が良い時、じゃあどうしましょうか?

毎日の出来事を全て共有しますか?
今からする仕事を事細かに逐一報告させますか?
怪しいと思ったら問い詰めますか?
気にせず、見てみぬ振りをしますか?
何かを知る機会があったら走って逃げますか?

きっと、そうではないですよね。
これを考える時点で信頼してないですものね。

『万が一自分にデメリットが起きたとしても、傷ついたとしても、それを許容する』

これを私は相手を信頼する、という事だと思っています。
あくまでも私の中の定義です。

ここまでの覚悟が出来れば、人を信頼する事が出来ると思います。
ある意味、相手ではなく自分を信じるという事になりますね。

④まとめ

今日は、「信頼」というものにフォーカスしてブログを書きました。
自分が誰かに信頼して欲しい時、相手を信頼したい時、それぞれのマインドについて触れたので、参考にして頂ければと思います。

恋人との関係や夫婦関係、友達関係や会社の人間関係、改善したい関係性は人それぞれあると思いますが、“先に自分から”信頼を得ようとする事をお勧めします。

その他にも、お相手の攻略法やタイプ診断も、愛着スタイルや脳科学、心理学などを利用して日々紐解いておりますので、難しい人間関係で悩んでいる方はご相談にいらしてみてください♪


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す