今回は業界に関係した現実的なお話をしたいと思います。
一度は見た夢。でも色んな事情があり、夢を叶えることはできなかった。
でも、やっぱりイラストレーターになりたい、好きなことで仕事をしたい。
30歳、イラスト未経験からでもイラストレーターになれるだろうか?
こう考える方に向けて少しでも活動のヒントになればいいなと思います。
結論から先に言うと、
なれるかなれないか、で言ったらなれると思います。
反面、給料は二の次になること。
戦略的かつ集中的にいく必要のある、とてもハードな道だとも思います。
今回は、「もし自分が30歳イラスト未経験者だったら、どのようにしてイラストレーターになるか」をお話したいと思います。
・活動のための準備
まず最初に、「自分はイラストレーターだ」と名乗ってしまえば、今日からあなたもイラストレーターです。
別に絵の上手い下手は関係ありません。
とは言っても、「周りからイラストレーターだと見てもらわないと意味がない」と思いましたよね。
周囲からイラストレーターとして認知されるには、収入を得て生活できるようになるにはどうしたらいいのか。
具体的には
①個人で活動する
②企業に就職する
の2パターンがあります。
①と②のどちらを選択するかで動き方が変わってきます。
今回は①の個人で活動する方をお話していきます。
ちなみに、どのくらいの期間でなれるかどうかは、本当に人次第だと思います。早くて1年。かかれば4,5年。1日に描ける時間、吸収スピードによって
様々です。
個人で活動するには、コネクションと認知度が必要です。技術はある一定まで得られればOKです。
また、個人でも、企業からお仕事をもらう場合と、直接ユーザーを相手にする場合に分かれます。
前者の方は、②とほぼ近い技術が必要になってくるため、一旦置いておきます。
個人で収入を得て活動をするには、私は直接ユーザーから仕事をもらうことを選ぶと思います。
具体的にやることは以下の3つです。
・SNSの開設(最低限twitter、tiktokは後のためにチャレンジ)
・skeb coconala pixivといったイラストで収入を得られるサイトの開設
・描きたいイラストの方向性を1つ決める 目標の作家を決める
大まかに言うと「目標決め」と「お店を開くこと」です。
短い期間で収入に結びつけるには、売れ筋となる商品づくりが先決です。
麺で例えると、そば、うどん、パスタとある中からどれにするのか。
しかも、パスタにしたならナポリタン1択まで絞りきるということです。
1品を如何に早く自分のものにするか、そしてそれを磨きながら宣伝をして
自分を知ってもらい、認知度を上げていくことが収益化への近道です。
私であれば、まずは描きたい作家の方向を決めたら、アイコンづくりを集中的にやります。
・何故アイコンづくりか
イラストを学ぶ上で1番つまずくポイント、それは人体描写です。
長年イラストを描いている自分でも、まだまだ到達できてない部分が多々あると思うし、それを1年で習得するとなると、かなりの難易度だと思います。
各部位ごとに難しさがあるので、それを全部やろうとすると心が折れてしまうと思います。
将来的には必要になるので、練習はするのですが、「人体が描けるようになったからイラストレーターを名乗る」では、時間がかかります。
まずは「顔」を集中的に覚えて、アイコンを商品にできるようにしましょう。
顔をつくるにあたり、1パターン 顔の角度を決めたテンプレートを用意しましょう。
この時、真正面からの顔ではなく、少し傾げたり、斜め45度くらいの角度が良いと思います。なぜかと言うと、真正面でかっこよく、可愛く見せるのは結構難易度が高いからです。
最初から難しいことをやって挫折する必要はありません。1つずつ習得していきましょう。
アイコンを描けるようになったら、coconalaやpixiv、skebなどで
「こういうのが描けます」と宣伝をしていきます。
最初は知名度が低いので、あまり反応はないと思いますがそういうものだと思ってください。
coconalaを例にすると、まずは練習期間として、アイコン1点500円から始めてみましょう。実績が10ほどつくようになったら1000円、1500円と値上げをしてよいと思います。
そして、ある程度実績がついたら自分の受けたい金額にして、次のステップに移っていきましょう。
アイコンづくりで商品化までのプロセスを学び、後はどんな商品を用意していくのか、自分のやりたいことと照らし合わせながら技術を磨いていくのです。
今回お話した方法は、生活するレベルにはまだ遠い収入ですが、認知度を上げるための第一歩です。
気になる方や、具体的な方法が聞きたい方はこちらのサービスがありますので、ご相談ください。
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